近頃の自然史博物館

2008年7月8月9月10月11月12月

1997年下半期1998年上半期1998年下半期1999年上半期1999年下半期2000年上半期2000年下半期2001年上半期2001年下半期2002年上半期2002年下半期2003年上半期2003年下半期2004年上半期2004年下半期2005年上半期2005年下半期2006年上半期2006年下半期2007年上半期2007年下半期2008年上半期


和田の鳥小屋のTOPに戻る


2008年12月

2008/12/31
 やっぱり標識調査。で、年末の片付け作業はおおむね完了。あとは原稿書きとか企画案の作成とか面倒な仕事が残る。これは年内に終わらせるのは不可能なので、年明けに回すことに。できれば仕事始めまでには一段落させたいところ。


2008/12/30
 もう学芸員は見かけない。でも、作業に来ている人が、3名ほど。夜にやってきて、日が変わる頃まで仕事をして人もいたりして。
2008/12/29
 標識調査をしつつ、年末の雑用をこなしています。昨日の雑誌の整理に引き続き、今日は学会費を払い込みました。雑誌に請求書がまぎれているので、例年この順番になります。というが、昨年はどうやら払い込むのを完全に忘れていたらしい。軒並み2年分の請求が来ています。まとめて郵便局で払い込み。なんと10万円を超えていた…。1年分でも5万円ほどかかるらしい。そしてこれは国内分のみ、海外分はクレジットカード決済。こちらも数万円かかってそう…。
 今日になると、他に学芸員が一人来たのみ。大きな音でラジオをかけても大丈夫。
2008/12/28
 例年だと今日が仕事納めなのだが、今年は日曜なので、なんとなく昨日が仕事納め。とはいうものの、昨日の行事の後片付けもあるので、今日はまだ博物館にやってきてる学芸員も多い。みかけた学芸員は7人といったところか。
 ショップの在庫調べも行われていた。グッズは昨年末より大幅に在庫が増えているらしい。友の会オリジナルグッズの在庫も多い。こちらは11月のフェスタの時に新商品を作ったから仕方がない。本の在庫調べは、明後日を予定。こちらも増えていそう。

2008年11月

2008/11/15
 かんさい自然フェスタ初日。心配と興奮で、午前6時に起きて、午前7時には会場へ到着。夜の間に気になっていたところを手直しして歩く。ライトの向きとか、看板の位置とか、椅子や机のバックアップの確認とか。そうこうする内に、午前8時。スタッフが集まり、いよいよ搬入が始まる。あとは、とにかく搬入の手配。そして、あちこちのブースの注文に応じる。机が欲しい、椅子が足りない、打ち出したポスターが変。などなど、言われる注文を次々とクリアしていくと、いつの間にかオープンの時間。なんとか搬入は一段落したらしい。今日一番の心配ポイントをクリア。
 ホっとしつつも、次はシンポジウム、講習会、ワークショップなどがうまく進行するかが気掛かり。各会場の様子を見て歩きつつ、各ブースや展示をひやしつつ挨拶して回る感じ。幸いなことに特にトラブルはなく、進行していく。となると、残る心配は、客の入り。出足が悪い。午後になっても控えめ、昼過ぎてしばらくしてようやく人出が多くなってくる。出足遅い〜。
 というわけで、一日目が終了。なぜか疲れて、あまり食欲がない。せっかくの懇親会なのに、途中からは眠いだけであった。初日の入場者数は、主催者発表で5700人。まあボチボチ。あとは明日雨がふらないことを祈るだけ。


2008/11/14
 そんなわけで、明日からかんさい自然フェスタ2008です。現在午後7時。会場の設営はほぼ完了。ブース42の内、約20の展示はできているようです。ポスター31の内、13が貼られています。
 午後9時、KONC&ひよろり書店とプロジェクトPだけが準備しています。大阪市立自然史博物館友の会となにわホネホネ団もいますが、もう準備はしていないらしい。
 午後10時、そろそろ帰ろうかと思います。が、まだプロジェクトPが準備しています。腹が減りました。

2008年10月

2008/10/22
 昨日の夜、近畿地方の地質図を床に貼り、今日は海底も含めた地形図みたいなのを床に貼りました。地形図は特製メガネで立体視できるそうです。そのメガネをこれから作らなくてはなりません。
 お仕事の発注は、1枚のみ。最後につくるパネルなので、これで本当に終わりでしょう。

 午後11時を過ぎました。残された時間は36時間を切りました。すでに日数ではなく、時間数を数える段階です。現在作業中の学芸員は、5名(私はもう今日は仕事がない)。特別展のオープン直前にしては、あまり切迫感がありません。完成しているわけではないのに、不思議です。きっと明日は大変だろうな〜。というわけで、早く帰って寝たいと思います。
  【地震展オープンまで、あと2日】【処理済みは142枚分、もうないかな、達成率120.3%】


2008/10/21
 いよいよオープンがせまり、プリンターも3台がフル稼働に近い状態になってきました。おわったはずなのに、再び仕事の発注があり、15枚分処理。今度こそ最後とは言われています。
  【地震展オープンまで、あと3日】【処理済みは141枚分、今度こそ仕事は終わったはず、達成率119.5%】
2008/10/20
 今日は地震展関連の仕事をしていない。楽でいいけど、ちょっと不安。展示室では、展示物がだいたい並んだようす(展示物少ないから…)。あとは、パネルを仕上げて配置したらおしまいか? ちょっと物足りない気がするのは私だけ?
  【地震展オープンまで、あと4日】【処理済みは126枚分、仕事はおそらく終わった、達成率106.8%】
2008/10/19
 今日は地震展関連の仕事はまったくしなかった。発注がないのだ。すごい楽勝。実動5日弱。
 と個人的には楽なのだが、展示自体はできていない。もう少し切羽詰まったら、何か手伝おう。
  【地震展オープンまで、あと5日】【処理済みは126枚分、もう仕事は終わったらしい、達成率106.8%】
2008/10/18
 他の仕事の担当者は知らないけれど、文字パネルの文章校正係りとしては、そろそろ仕事の山場は超えたもようです。というか、すでに予定枚数を超えている。終わったはずではないのか? 明日からはのんびりと、他の人ががんばっているのをながめて、応援しよう〜。今日処理したのは、41枚分。
  【地震展オープンまで、あと6日】【処理済みは126枚分、もう仕事は残ってないはず、達成率106.8%】
2008/10/17
 今日は行事の下見に行って、とてもショッキングな結果がありました。ザリガニが釣れない…。そして、帰ってきて昨日しておかないといけなかった作業を忘れていたことが判明。ショボン。で、採集物の整理を済ましたら、今日も地震展モード。今日処理したのは、9枚分。もう山場は超えたのかも知れません。
 ちなみに某S学芸員は生駒山地の立体地図を作っています。全部で16段になるのですが、完成しているのは8段だけ。達成率50%。こちらが大幅にリードしています。楽勝っぽい。
  【地震展オープンまで、あと7日】【処理済みは85枚分、残る仕事は33枚分、達成率72.0%】
2008/10/16
 今日も一応地震展モード。昼間は調査に行って、夕方から地震のお勉強。今日処理したのは、55枚分。そろそろ文字パネルの打ち出しも始まりました。
 聞く所によると、本日、地震展の解説書が校了したそうです。あいかわらずギリギリです。来年はこんなことがないようにがんばらねば。
  【地震展オープンまで、あと8日】【処理済みは76枚分、残る仕事は42枚分、達成率64.4%】
2008/10/15
 今日は午後から仕事が色々。まずは、かんさい自然フェスタ関連の手配。とくにブースやポスター展示の配置を決定するという重大な会議。いろいろもめながら、ようやく配置が一応決まり。あとは微調整で対応の予定。果たして間仕切りパネルが足りるのかという重大な問題が残りました。
 それから地震展の準備。トラックが到着したと思ったら、中から何枚もの剥ぎ取り標本が出てきます。それをみんなで展示室に運びました。とりあえず展示室がにぎやかになってきました。でも、剥ぎ取り標本ばかり並んでも…。という意見もあり。それから、地震展の担当の仕事を開始。今回の担当は、展示の文字パネルの校正。担当者が作成した文字パネルを読んで、誤字脱字を見つけるのはもちろん、読みやすくわかりやすく書き改めるという仕事。パネルのレイアウトと打ち出しは別に担当がいるので、文章を読んで書き換えるだけ。簡単そうに思えるけど、専門家が書いた文章を、誰にでもわかるように書き換えるのは難しい。その上、量が多い。ようやく確定したという展示構成リストを見ると、文字パネルは118枚もあるらしい。それがすなわち担当の仕事量。できるかな? とりあえず、昨日、8枚分を処理。今日は21枚分を処理しました。
  【地震展オープンまで、あと9日】【処理済みは29枚分、残る仕事は89枚分、達成率24.6%】
2008/10/14
 昼過ぎ、若くて力持ちの人ということで駆り集められ、ネイチャーホールに剥ぎ取り標本を運び込んだ。ネイチャーホールには、我々が運び込んだ標本以外には、不思議な古い機械と、小さい剥ぎ取り標本?が置いてあるだけ。あとは、移動壁が中途半端な迷路のように何となく並び、わずかばかりの展示ケースが置いてある。果たして、予定通りに地震展は始まるのだろうか?
 ようやく文字パネル関係の仕事の発注があった。たいした量ではなかった。こんなもんで終わりとも思えないが、果たして特別展オープンまでに発注は来るのだろうか? 直前にまとめて発注は止めて欲しいものである。
  【地震展オープンまで、あと10日】

2008年9月

2008/9/5
 夕方、ポスターとチラシを入稿しました。地震展の方は、同じく夕方にデザインの校正を相談していたので、一歩リードです。勝った。
 出展団体も集まり、大まかなプログラムも固まり、大きな山を超えた感じです。というわけで、来週は、場所割りに頭を悩ますことになりそうですが、今日のところはこれでお仕事は終わり。


2008/9/4
 明日、ポスターとチラシを印刷屋に入稿する。今日はそのデザイン案が上がってきた。昨日、なんとか絵が仕上がり、必要なテキストも一応形になった。出展団体への確認事項もおおむね完了。なかなか可愛いデザインができてきて、けっこう満足。しかし、そのデザイン案に容赦のない校正の嵐。果たして明日の入稿に間に合うのか?
 が、一つ朗報。同時に発送予定の特別展のポスター・チラシのデザインがまだ仕上がっていないらしい。同じデザイナーさんが作っていて、ほぼ先に特別展のデザイン案が上がったのだが、まだ校正が帰ってないらしい。ふふふ、かんさい自然フェスタが一歩リードしたというわけ。
2008/9/1
 昨日で、かんさい自然フェスタの出展申し込みを締め切った。まあこの後の申し込みも受け付けなくはないけど、ポスターやチラシには載らない。出足が悪く、どうなることかと思ったけど、結局60団体を超えた。他に協賛団体が12団体あるので、合わせて70団体以上。昨年のバードフェスより多い…。果たして、壁は足りるのか? それ以前にスペースの確保は可能なのか?
 という心配の前に、今週中にポスター・チラシの入稿が待っている。必要なテキストがまだそろっていない。絵もまったくできていない。果たして間に合うのか??

2008年8月

2008/8/24
 今日は標本同定会。午前10時から午後4時までの6時間。おでかけせずに与えられた席でお客さんを待たないといけないけど、お客さんはほとんど来ない。かといってあまり大ぴらに内職ってわけにも。というわけで、一年で一番暇な日です。
 最初の1時間。海藻やコケ担当にまでお客が来ているのに、コケなんて順番待ちができてるのに、脊椎動物の客はなし。植物の同定に来ていたレイ君と話をしていただけでした。次の1時間。ようやく鳥の巣が持ち込まれる。一目でメジロの巣とわかる。対応時間1分。その後は、植物の同定をしているのを見て過ごしました。暇なので、さっさと昼御飯。昼休み空けは、ヘビの抜け殻が持ち込まれました。アオダイショウだろうと思いつつも、体鱗列数を数えて確認。夏休みの宿題とのことで、まとめ方などについてもコメント。対応時間は、26分でした。そして、直後にニホントカゲの生きたの。同定は一瞬でしたが、飼い方を説明していたら10分。で、再び暇な時間が戻ってきました。仕方がないのでコンピュータを持ち込んで、書類作成などをしていました。するとカラスの写真とムクドリの羽の質問が立続けに。それぞれ1分で処理。今日の合計対応時間は、39分でした。なぜか専門の鳥の対応時間はいずれも1分でした。専門だからすぐに答えられるってことにしておきましょう。
 1日5件という対応件数は、ほぼ例年並みです。他の分野に比べても件数だけならひけを取りません。ただ見てる標本数が一桁少なく、対応時間が極端に短いのですが…。


2008年7月

2008/7/11
 ダーウィン展の搬入、会場設営が進む昨今。今日、管理棟の便所に「TOILET」という表示が張り出されました。スタッフに外国人がいて、トイレがどこかわからなかったかららしい。これからもアメリカからキュレーターも来るらしいし。一方で、ペラペラと日本語をしゃべる人もいるんだけどなぁ。


2008/7/9
 ダーウィン展の展示物の搬入が始まっている。大きなコンテナをつんだトラックが毎日続々とやってくる。全部で11台らしい。そろそろ搬入も一段落。今は、会場内の壁やケースの配置が進んでいる。ちょっと会場内に入ってみたら、すでに迷路が出来上がっていた。
 で、顔はめが本日夜無事に完成。第一号として、顔をはめて携帯で撮影してもらった。ダーウィンの顔をしたサルヴァージョンと、ガラパゴスゾウガメヴァージョン。ぜひ会場に来て、記念撮影して帰ってね。

和田の鳥小屋のTOPに戻る