近頃の自然史博物館

2007年1月2月3月4月、5月、6月

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2007年6月

2007/6/14
 以前の話では、今日あたりが「世界一のセミ展」の最終入稿日のはず。でも、辺りにそんな雰囲気はただよってもおらず。分布はもちろん完成していません。間に合うんだろうか?
 展示室はほぼ先週のまま。展示で進んでいるのは、通称「ヒメハルシアター」の造作だけ。今日は、木を2本たてました。ちょっと雰囲気がでてきた感じ。他の展示は間に合うんだろうか?


2007/6/6
 七夕から始まる「世界一のセミ展」の準備がそろそろ本格化? というわけで、今日は会場設営をしました。天井からぶら下がる可動壁を動かし、ケース類をゴロゴロと運び。けっこういい運動になります。みんなでかかれば午前中でほぼ完了。
 中身はまだ入ってないけど、特別展の雰囲気が少し出てきました。

2007年4月

2007/4/16
 フェスティバル明けなので、恒例の講演者の本の売り上げランキングの発表。とはいえ、今回は講演者の著書が少ない…。

【上田恵介氏】
  1位:「♂♀のはなし 鳥」技報堂出版(12冊)
  2位:「新装版 一夫一妻の神話 鳥の結婚社会学」エッチエスケー(7冊)
  3位:「小学館の図鑑NEO 」小学館(4冊)
  3位:「種子散布 助けあいの進化論 1」築地書館(4冊)
  3位:「擬態 だましあいの進化論 1」築地書館(4冊)
  6位:「擬態 だましあいの進化論 2」築地書館(3冊)
  7位:「種子散布 助けあいの進化論 2」築地書館(2冊)
  8位:「動物たちの気になる行動 1」裳華房(1冊)
  8位:「動物たちの気になる行動 2」裳華房(1冊)

【安西英明氏】
  1位:「スズメの少子化、カラスのいじめ」ソフトバンククリエイティブ(37冊)
  2位:「新・水辺の鳥」日本野鳥の会(3冊)
  3位:「新・山野の鳥」日本野鳥の会(2冊)


2007/4/15
 大阪バードフェスティバル二日目、そして最終日。今日は、ほぼ講堂でのイベントの担当で一日が終わった。

 午前中は、昨日集会室を人でうめ尽くしたデジスコ講習会。今日は午前中ということもあって人の集まりは昨日ほどではなかったが、それでも65人が参加した。会場を、集会室から講堂に変更して正解。植物園のバードウォッチングツアーの参加者も約100人が参加した。
 本番は午後からの講演会。上田恵介さんの招待講演会。問い合わせも多く、たくさんの人が来るだろうと、補助椅子をたくさん用意しておいて正解。補助椅子すらほぼ埋め尽くされ、会場外に急きょ設定したビデオ放送を見ている人も多かった。とにかく会場内にいた人数は、約320人(前から空いてる椅子を数えて、あとは補助椅子に座ってる人を数えるだけなので、けっこう数えやすい)。参加したみなさま、会場が暑くて申し訳ありませんでした。
 続く安西英明さんの講演会では、聴衆は100人ほど減って、約230人。これでも充分に多いのだが、その前を見てるだけに、ゆったりしてるように見える。

 というわけで、なんとか大阪バードフェスティバル2007が終了。幸い大きなトラブルはなかった。小さなミスは数知れず。でもとにかく終わってよかった。2日目の入場者数は、9300人。2日合わせて16000人。

 2006年の自然史フェスが2日で、約2万人。2004年が2日で、約1万5000人、2003年が3日間で、約2万人。テーマを鳥だけにしぼったバードフェスティバルですが、入場者数は自然史フェスとさほど遜色ないようです。

2007/4/14
 大阪バードフェスティバル初日。のその前に、NHK総合の「ウィークエンド関西」で、バードフェスティバルの紹介をしてくれることになった。先週末にちらっと問い合わせがあって、今週の月曜に下見に来られた。この時点では、他の候補もいたらしい。火曜日に生中継が確定。水曜日に技術関係の下見(どこにアンテナをたてて、どこにケーブルをはわせるかなどを考えていた)。同時に大慌てで、出演してくれる団体の関係者に、出演を依頼。端的に言えば早起きのお願い。なんせ、集合時間が午前6時40分。みんなに断られるかと思ったら、声をかけたみなさんが来て下さった。集まったのは、総勢で12名。急にお願いして早朝にこんなに集まってもらえるとは驚きました。とにかく集まって下さったみなさん、ありがとうございました。
 そして、集まって下さったみなさん、出番が一瞬で申し訳ありません。午前6時40分に集合して、中継の段取りが説明され、その後リハーサルを3回ほど。NHKなので、生中継には必ずリハーサル。例によって、一番飽きてきた時に本番。本番はわずか45秒ほど(あと45秒というカンペが出ていた)。上から羽をクルクル落としただけで終わった。顔は映ってないと思う。

 そんなこんなで、午前5時に起きたので、フェスティバルがスタートする午前9時半には、昼食が欲しくなっていたりした。なんとなくフェスティバルが始まり、大忙しで終わった。
 大きなトラブルはなかった。植物園のバードウォッチングツアーには、約150人が集まった。デジスコ講習会にも100人近くが集まった。今日の入場者数は、6700人。土曜としては、悪くない数字。天気がよかったこともあるし、NHKのおかげもあるらしい。チュウシャクシギのかぶりものを見て、多くの人が今朝テレビで見たと言っていた。レポーターが気に入ってかぶってみせたりしたんだな。それにしても、午前8時前のNHKをいかに多くの人が見ているか実感した。恐るべしNHK。

 そして夜、明日の講演会、本屋の出店、なにわホネホネ団の皮剥きの準備をしたら、今日はおしまい。3時間しか寝ていないので、とっても眠い。早く帰って寝たい。

2007/4/13
 いよいよフェスティバル前日です。今日はどどっと搬入されて、できたブースは35。
 関西バードカービングクラブの展示は予想通り迫力があった。構造色研究会は、鳥のピカピカと綺麗な羽がどうして綺麗に見えるかを説明してくれるのだが、説明が難しい…。Team魚っしょい!の万華鏡はきれいだった。木の実などと一緒に、ちゃんと鳥も入ってる。ついでに並んでいたストローで作る鳥が、なかなかのアイデア企画でおもしろかった。色んな鳥の種類を作ったら楽しそう。

 夕方からは、ポーチやナウマンホールの会場設営。さらにナウマンホールに出展する博物館関連ブースのセッティング。やはり夜遅くまでやることが残っていた。
 【バードフェスまであと1日】

2007/4/12
 今日は1団体が搬入しただけ。できたブースは15。
 密猟対策連絡会のブースにはさりげなく写真が飾られているけど、よく見ると驚く内容がいっぱい。密猟ってこんなに横行してるんだな〜。メジロの鳴き合わせってまだまだ盛んなんだな〜。そして、大阪市の施設でメジロの鳴き合わせ会が行われてるって、どういうこっちゃ!

 それはさておき、今日聞いたのだが、泉大津ハヤブササポート倶楽部の企画がおもしろそう。泉大津市のとあるホテルで数年前から繁殖を始めているハヤブサを見守り/調べていこうという団体で、巣に見守り/調査用にビデオを仕掛けている。そのリアルタイム画像を見せてくれるらしい。それだけでも楽しそうだが、産卵日からすると、この2〜3日の間に卵が孵るかも知れないとのこと。バードフェスティバルの最中に孵りたてのヒナが見られるかも!
 というわけで、大阪バードフェスティバルをお楽しみに〜。
 【バードフェスまであと2日】

2007/4/11
 今日は3団体が搬入。のはずだが、いつの間にかできたブースは14になっていた。
 堺野鳥の会は、立方体9つとか16個を並べて鳥の絵を完成させるパズルを作ってきていた。立方体なので、同じセットで6通りの絵ができる。似たような鳥の絵で作ったらかなり難度が高くなりそう。

 さて、ブースの展示に多少なりとも関わっている団体が、8つほど。まだ、3日も余裕があるのに、今日めでたく完成! まあブースの準備や展示の準備はまだあるらしいが、分担部分は終わった。なんか一番の心配事がなくなった感じ。オープン3日前に展示が完成するなんて、特別展の準備よりもはるかに順調です。
 とはいえ、いま現在もなにわホネホネ団が展示ブースの準備をしている音がする。みんながんばってね〜。
 【バードフェスまであと3日】

2007/4/10
 今日は1団体が搬入。これでできたブースは9つ。
 吹田野鳥の会は、万博公園でキジが見られなくなったことについての展示をしていた。こちらも調査結果の報告の感じ。意外と研究発表系もあるらしい。

 今日は、納品のラッシュ。新商品のバードフェスTシャツ、鳥編Tシャツが入荷。バードフェスTシャツは、スタッフカラーのライムグリーンがいいかも、鳥編Tシャツは茶色がいい感じ。さらに昨年のフェスパーカーの追加分も入荷。そして、バードフェスティバル当日に無料配付するパンフレットも完成! 微妙な間違いが見つかったけど、大きな問題ではないので、知らないふり。これで、フェスティバルに向けて外部発注していたものは一通りそろった。一安心。
 【バードフェスまであと4日】

2007/4/9
 今日は3団体が搬入。これでできたブースは8つ。
 鳥の生活のぞき隊という妙な名前の団体は、ちゃんと研究成果を発表している(けっこう希有な存在かも)。巣箱をかけての調査と、トラフズクのペリット内容物の分析。ネズミだけでなく鳥をけっこう食べてるのがおもしろい。そして、冬鳥なのにコウモリを食べているのは驚き。
 【バードフェスまであと5日】

2007/4/8
 今日は4団体が搬入。これでできたブースは5つ。
 萩谷ホークスは、上の方に、実物大のタカの絵を飾ってる。一緒に実物大って感じのタカの形の凧を飾ってある。あの凧はちゃんと上がるの? 実演があるといいな〜。
 【バードフェスまであと6日】

2007/4/7
 今日の搬入は1団体だけ。
 久米田池愛鳥会のドングリで作った鳥の人形が可愛い。ドングリで作った鳥の人形と聞いて思い浮かぶのとは全然違う。デザインとして洗練されていて、形も色もとってもよくできている。あれの製作をさせてくれるって話。やってみたい気がするけど、あんなに上手にはできそうにないな〜。
 【バードフェスまであと7日】

2007/4/6
 今日、大阪バードフェスティバル2007ののぼりが、長居公園に立てられました。いよいよバードフェスティバルが迫ってきた感じです。明日からは搬入も開始です。忙しくなってきます。
 【バードフェスまであと8日】

2007年3月

2007/3/29
 4月14〜15日の大阪バードフェスティバルに向けて、会場のセッティングをしました。といっても、クジラのポーチやナウマンホールのセッティングは前日にしかできません。メイン会場になるネイチャーホールのセッティング。
 大きな可動壁を動かして並べ、間仕切りパネルを並べて、各ブースの範囲を決定。展示ケースや、机を運んできて、各ブースの必要数だけ置いて行く。これだけなのに、ほとんど一日仕事。人手が予定より少なく、実質4人でやっていたというのもあります。が、やはり運ぶものが多い。可動壁を20枚ほど動かしたり、間仕切りパネルを30枚以上運んでセットするのは割と簡単なのですが、机を60も運ぶのはけっこう大変。それもあちこちに隠してあるのを発掘したり、あまり使っていないのを探したり。一度にできるだけたくさん運ぼうと考えたり。力と小知恵をフル活用する一日でした。

 とにかく、ネイチャーホールはほぼバードフェスティバルな感じになりました。大きな声では言えませんが(本当は4月7日からなので)、すでに搬入も可能と言っていいでしょう。ただ、椅子の確保がこれから。また発掘作業をしなくては…。


2007/3/24
 そして、新展示室がオープン。お客さんの反応も気になるけど、それ以上に展示物が壊れないかが気になります。聞く所によると、さっそく壊しかけてくれたりしたらしいです。やはりバリアがいりそう。

2007/3/23
 明日、いよいよ新展示室がオープン。今日は、プレスプレビュー、及び友の会会員及び近所の町内会向けの特別お披露目会です。例によって、プレスはほとんど来てくれないのですが、町内会からは50名以上(たぶん)の方が来て下さって、狭い展示室はぎゅーぎゅーでした。
 展示についての色んな意見もいただき参考になりました。それにしても、色んな意見の中には、お金が足らなくて断念した企画も多い。お金が〜、と言うと、とたんに同情していただけたりもしました。

 今日は、完成した展示の検査というのもしました。思った通りになったいない所、指示通りにできていない所を、チェックしました。何ケ所か、手直しすることになりそうです。

2007/3/18
 今度の土曜日にいよいよ新展示室がオープンします。といっても、展示室全体の1/3程度に過ぎないのですが、オープンはオープン。壁にはすでにグラフィックが貼付けられ、標本も設置されはじめました。
 今回の展示の中には、触れる/体験する展示がいくつかあります。中央にあるフィギュアが動き回る”里山ステージ”、タヌキとモクズガニ/ウナギの目線のビデオが見られる”成りきりビデオコーナー”、回して回して里山の維持管理をある意味体験する”里山シミュレーター”、タッチパネルで遊ぶ水草のコーナー。
 こうした触れる/動く展示物もほぼ完成し、今日はその動作確認です。いくつか注文は付けましたが、大筋では予定通り。ただ、予算の関係で断念したアイデアも多く、完全に満足とはいかないのが残念なところ。さらに言えば、形になってみて、改めてこちらの製作意図が見る人に伝わるか少し不安になったり…。

 さて、ここで正直に告白すると、里山ステージの造作の一部を、壊してしまいました。まだオープン前なのに…。でも、あの程度で壊れるなら、オープン直後にすぐ壊れるんじゃないかとも思う。つまり壊したのではなく、耐久試験をしたと理解することも可能かと…。

2007/3/3
 「ナイトミュージアム」という映画の試写会が博物館でありました。午後4時からの上映なのに、午後3時頃からそれっぽい人がウロウロし、午後3時半には講堂前に行列を作っていました。当選者は全員見られるとはいっても、席は指定ではないはず。早く並んでいい席を取ると言うのが正解でしょう。
 約2時間の上映後は、実物の夜の博物館の見学もありました。とはいえ、ライトをともせば、昼でも夜でも変わりはないのですが…。

2007年2月

2007/2/24
 第5展示室の展示をつくる工事が始まります。今日は、図面にしたがって、床に壁のできる位置などを書いていました。ようやく展示の実感が出てきました。月曜からは、壁が立ちはじめるそうです。ちょっと楽しくなってきました。


2007/2/18
 第5展示室は、それなりにお金をかけて、展示業者をまじえての展示作りです。それとは別に、第1展示室では、密かに手作り展示更新が進められています。その第1弾として、随分以前に都市公園の展示コーナーを作ったのですが、久しぶりに第2弾が進みはじめました。その手始めは、やはり撤去作業。今ある物をのけないと、新しい展示は作れません。
 第5展示室の方で、月曜に大型ゴミの搬出があるので、それに合わせて第1展示室の展示の撤去も行って、いらないものを搬出してしまえ! ということで、今日、第1展示室の「大阪の哺乳類」コーナーの撤去が行われました。
 撤去作業自体は、TさんとNさんのコラボレーション。とはいえ、哺乳類コーナーのことなので、撤去された哺乳類の剥製は片付けなくては。昼間お出かけだったのですが、帰ってきたら白っぽくなった本剥製がたくさん並んでまっていました。

2007/2/16
 旧の特別展示室の場所に、第5展示室ができます。といっても、お金がないので2年に分けて作業が進みます。この3月24日に第1期の展示が完成して、新展示室オープン(一部だけど)という予定です。
 ずっと展示の内容の打ち合わせなどの作業を進めてきたのですが、ようやく工事が始まりました。とりあえずは、旧の特別展示室にあったショーウインドウの撤去作業。今日から3日間で撤去して、月曜日に搬出。と聞かされていたのですが、今日の夕方には撤去完了。あとは月曜に搬出するだけ。

2007年1月

2007/1/30
 知ってる人は知っていると思いますが、4月14〜15日に「大阪バードフェスティバル2007」というイベントがあります。今まで3回開いてきた「大阪自然史フェスティバル」の鳥版です。といっても、お題に鳥を絡めてね、って程度で鳥だけじゃなくて全然OK。副題に「鳥だけじゃない、鳥づくし」というわかったようなわからないようなのを付けてみました。
 さて、その出展申し込みの締め切りが1月末に迫ってきました。ぜんぜん出展申し込みがなく、主催者としてはドキドキしていたのですが、この1週間でバタバタと申し込みがやってきて、一安心。今日時点で申し込みが29団体。主催者側に近くって出展を決めているのにまだ申し込んでないのが、15団体。ってことは、合計44団体。この調子なら50団体くらいになるのかな?

 申し込み団体を見ると、大阪府下の鳥関係団体は、ほぼ勢ぞろいしそうな勢い。まだ、申し込んでいない野鳥の会系の団体の方、ぜひ申し込みましょう。で、大阪にこんなに鳥関係団体があるってところを見せましょう。明日には間に合わなくっても、3日くらいまでなら待ちますよ〜。それ以降だと、ポスターやチラシなど広報資料に団体名が載らなくなりますが、出展自体は可能だろうと思います。とりあえず、問い合わせてみて下さい。


2007/1/27
 明日は友の会です。午後からあちこちで準備がはじまりバタバタしています。実習室では豚汁の用意。朝から片付けが始まり、午後からは、なにわホネホネ団が半分追い払われて、仕込みに入っていました。集会室では本のバザー、会議室ではグッズ系のバザーの準備です。いろんな物が並びはじめて楽しそう。ミュージアムサービスセンターでは、バッチコンテストに出品されるバッチを製作。夜までかかっていました。講堂前では、夕方から、本屋と写真展と受け付けと研究成果発表が場所の取り合い、そしてセッティング。講堂内では会場設営が進められ、オークション担当もバタバタと行ったり来たりしています。
 というわけで、本屋担当は場所取り合戦に勝利した後、売りまくる予定の本を選びだして、並べるのに大忙し。若旦那と看板娘の二人で準備しているのですが、今回は本を大量に売る予定なので、大変です。さーて、これから値札を入れなくては。

 今回の本屋のラインナップは、
・伊藤ふくお本:残念ながら4点しか用意できませんでした〜。「バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑」は、特別価格45000円の5%引きという破格のお値段です。
・傷本/2001年仕入れ本:少し破れただけの本、店頭に5年以上並んでいた本は、大安売りします。原価割れ覚悟です。値段は要交渉。半額からさらに引くかも!
・2002〜2003年に仕入れた本:100点以上を一挙に放出。原価割れギリギリの15%引きで売ります。
 せっかく並べたのに、また元に戻すのは嫌です。ぜひ買いに来て下さい〜。

2007/1/26
 小学生の団体に、植物園で鳥を見せました。総合学習の一環らしい。その小学校では、4年生で鳥をテーマにしたりするそうです。今年で3回目。毎回1〜2月に来るので、池の水鳥を中心に、冬の小鳥類なんかを見せています。
 今日は、しょっぱなからカワセミがでて、途中ではハイタカが飛び、マヒワもゆっくり見られて、鳥的にはとてもよかったのですが、授業的にはまったくダメでした。今後の事もあるので、問題点を確認しておきます。

 過去の2回は、学校周辺の鳥を中心に充分鳥の勉強をして、長居公園の池にいそうな水鳥の予習までしてきていました。そのせいか、鳥を見るのにとても熱心。提出するワークシートみたいなのに、鳥の名前と特徴を書き込むのばかりに熱中するきらいはあるものの、鳥をどんどん見つけて、どんどん質問していました。まあ、もちろん小学生の団体のこと、鳥を見ずにフラフラしている子もいますが、すぐに先生に注意されて、それなりに鳥を見ていました。

 それに対して今回は、そもそも鳥を見ようとする子自体が少数派。多めに見ても5名程度。もちろんまったく鳥を見ていないわけではなく、カワセミは一通りの子が見たようですが、圧倒的多数の子は、大部分の時間鳥がいても見ずに遊んでいました。小学4年生はそんなもんとも思うのですが、問題は先生の方。
 ほとんど注意をしません。こっちが鳥を見せているのに、興味のない子がどんどん先に進んでも止めもしません。先生も一緒に行ってしまう勢い。また、たまに遊んでいる子に注意しても、子どもたちはまるで聞く気がなさそう。ちなみに15人の子どもに3人も先生がいたのですが、担任とおぼしき一人以外は、ついて歩いているだけのようでした。さらにその担任は途中で子ども二人といなくなる。後から、言う事を聞かない二人を連れて先に博物館内に戻っていたことがわかりましたが、他の誰にも一言もなくいなくなったのには驚きました。全体的に、鳥を見始めてから戻ってくるまでは、授業をこっちに丸投げで、自分たちは関与しなくていいと考えているように見受けられました。

 というわけで、最大の反省点は、過去2回がとてもしっかりしていたので、今回は充分な打ち合わせをしなかったことです。あくまでも授業の一環なので、どのように進めるかについて、学校側と博物館側の役割分担をはっきりさせておく必要がありました。専門的な解説は学芸員がするにしても、授業の進行や子ども達のコントロールには先生がきちんと関与してもらう必要があります。また、総合学習の一環として、充分な予習、あるいは鳥を見る事についての動機付けを、きちんとして来てもらう必要もありそうです。
 今後はこの反省にたって、もっときちんと対応しなくてはと反省しました。逆に言えば、こうした点がきちんと確認できれば、時間の許す限り、長居植物園での鳥の案内をします。希望があればお声をかけてください。
2007/1/22
 今度の日曜日は、毎年恒例の友の会総会があります。今年もラスターバッチコンテストがあります。出品すれば自分オリジナルのバッチが確実に一つはもらえる。というわけで、オリジナルバッチを作りたい方は、ぜひ出品しましょう! 締め切りは25日(木)だけど、どうせ土曜日に届けば、なんとかしてくれるはず。
 詳しい応募の仕方は、Nature Study 2006年11月号を御参照ください。要するに、直径5.4cmの円を書いて、その中の直径4cm部分に絵を描くだけ。写真に円を書くだけでもOK。ただし、バッチの表にくるのは半径4cmなのでお忘れなく。
 てなことを、昨年も書いたな〜。

 そして、今年もバッチのデザインを作ってみた。4つ作ったけど、1つはレギュレーション違反なので(人の顔)、応募は3作品。いやー、上位を独占してしまったらどうしようー。と昨年も思ったけど、結局入賞も果たせず。でも、今年こそは上位を独占してしまうかも。なんせ応募作品が少ないらしいし。

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