「サツマニシキ - 日本で最も美しい蛾」

紀伊半島以南に生息。南のものほどハネの白紋が大きく,青緑の輝きが強くなり,美しさにみがきがかかる。写真は沖永良部島産。幼虫はヤマモガシの葉を食べ,成虫は昼間飛び,10月にヒヨドリバナなどで吸蜜する。捕まえると,胸部から悪臭のある黄色液を出すので,美しさは有毒を捕食者に知らせる警告色と思われる。

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