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日本の三畳紀の植物化石

背景は美祢層群の石炭層をはさむ崖
(美祢市歴史民俗資料館撮影)
日本から産出する中生代の植物化石は三畳紀〜ジュラ紀前期の古期型植物群とジュラ紀後期〜白亜紀前期の新期型植物群に区分されます。古期型植物群は岡山県成羽町、山口県美祢市から発見されています。いずれも炭田地帯であり、炭層にともなって植物化石が産出します。シダ植物のヤブレガサウラボシを多く含み、トクサ類、ソテツ類、球果類などからなります。多くの種類のヤブレガサウラボシと裸子植物があった時代と言えます。