多様な陸上植物 森林の恵み
水中から陸上へ 地球最初の森 たねをつけた最初の植物 裸子植物の繁栄 被子植物の誕生と繁栄 新生代の植物化石
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乾燥した気候の影響で、ペルム紀後期から三畳紀にかけて、植物の様子が一変しました。古生代のシダ種子類、裸子植物のコルダイテスはペルム紀でほぼ絶滅し、多様な裸子植物が出現しました。ペルム紀後期から白亜紀前期は裸子植物の時代で、中でもキカデオイデア類が栄えたため、キカデオイデアの時代とも言えます。コルダイテスから分かれたボルチアは、三畳紀からジュラ紀にかけて球果類に分化し、ジュラ紀にはナンヨウスギ科、ヒノキ科、スギ科など現生のすべての球果類が出現しました。