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本の紹介「シカと日本の森林」

「シカと日本の森林」依光良三編、築地書館、2011年2月、ISBN978-4-8067-1416-3、2200円+税


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【和田岳 20110421】
●「シカと日本の森林」依光良三編、築地書館

 10年前と現在、同じ場所で撮影した写真を比べると、木々が茂り下草が生い茂っていた林が、今では下草は失われ、木々は枯れています。シカが増えて、下草や樹皮を食べてしまったのです。
 シカは、少し前まで減少が心配され、保護の対象でした。ところが、この10年ちょっとの間に、日本各地でシカが急増し、日本の森林を大きく変えてしまいました。シカのせいで絶滅に瀕している生き物も少なくありません。どうしてシカは増えたのでしょう?
 四国での状況を中心に、日本各地で起きているシカの増加、そして日本の森林の危機を訴える一冊。

 お薦め度:★★★  対象:日本の森林を大切に想う人

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