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本の紹介「フラミンゴの微笑」

「フラミンゴの微笑 進化論の現在」(上・下)スティーヴン・ジェイ・グールド著、ハヤカワ文庫NV、2002年5月、(上)ISBN978-4-15-050267-6(下)ISBN978-4-15-050268-3、(上)820円+税(下)820円+税


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【萩野哲 20101027】
●「フラミンゴの微笑」スティーヴン・ジェイ・グールド著、ハヤカワ文庫

 フラミンゴの顎の形態と食物の摂り方、カマキリの性的共食い、個体と群体の境界・・・と、生物にまつわるエッセイの各々は生き物好きにとっては興味が尽きない。著者は27年間(1974〜2001)にわたって「ナチュラル・ヒストリー」誌に毎月欠かさずエッセイを連載していたが、本書はそれらをまとめた第四作のエッセイ集であり30篇が選択されている。これまでの著作である「ダーウィン以来」、「パンダの親指」、「ニワトリの歯」同様、各々の生物の話題に関わった人物の生業に深くメスを入れているとともに、関連する縦横の知識を披瀝しており、その博覧強記ぶりにも驚嘆する。本書を20年ぶりに読んで、また新しい発見に出会い、読書の楽しみを堪能した。

 お薦め度:★★★★  対象:生き物と読書の両方が大好きな人

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