博物館の行事の報告


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●テーマ別自然観察会「淀川の冬鳥
日時:2006年12月16日(土)
場所:大阪市 淀川(城北〜中津)
参加者数:12名(申込み15名、全員当選)


 集合時は快晴で暖かい。でも、昼食時頃から曇ってきて、グっと冷え込んできました。それでも、鳥がたくさん出たので、その度に盛り上がり。結局、解散は午後4時前になってしまいました。少人数だったので、一通り鳥を見せながらも、いろんな解説をする余裕があって、なかなかいい感じでした。とくにクイナやベニマシコが出たのがよかったです。オオジュリンを一通り観察した後、最後にツリスガラも出たのですが、観察できたのは一部の人に限られました。これが唯一の心残り。
●鳥類フィールドセミナー第7回「淀川の冬鳥:水鳥の採食行動について
日時:2006年12月9日(土)
場所:大阪市 淀川(城北〜中津)
参加者数:9名


 5月に続いて、淀川はまたもや雨模様。それでも決行です。幸い、スタートしたら雨は止んで、その後は終了間際にまでは雨に降られずに済みました。まず、城北公園で、カモ類を見ながら、カモ類の採食行動と形態と食性について一通り説明。バンとオオバンもたくさんいたので、同様に行動と形態の関係を説明。次はサギ類をと思ったけど、なぜかサギ類にはほとんどであわず。あとは、普通にバードウォッチングでした。
●テーマ別自然観察会「山田池のカラスのねぐら
日時:2006年11月25日(土)
場所:枚方市 山田池公園
参加者数:19名(申込み30名、全員当選)


 午後3時集合にしてしまい、時間を持て余しそうなので、集合して挨拶の後、最初に40分ほど山田池の水鳥を観察。オシドリやカンムリカイツブリがいた。それから、公園北側の道沿いに行き、まずはハシブトガラス、ハシボソガラス、ミヤマガラスの見分け方を説明。それから、ミヤマガラスがたくさん集まる場所へ移動。ミヤマガラスの中にコクマルガラスを見つけて観察。あとは、カラスや集団ねぐらについての解説をしつつ、カラスを観察。午後5時を過ぎた時点で現地解散。
●鳥類フィールドセミナー第7回「カラスのねぐら:集団ねぐらについて
日時:2006年11月18日(土)
場所:枚方市 山田池公園
参加者数:10名


 カラスが集まるようすを見ながら、集団ねぐらについての解説。とくに情報センター仮説を中心に。その後、山田池公園北側の道沿いを歩き、電線などにとまるカラスを観察。ハシブトガラス、ハシボソガラス、ミヤマガラスを確認したが、コクマルガラスは見つからなかった。小雨模様で、寒かったので、日没を待たず、日没約20分前に解散。一部、有志は日没過ぎまで観察した。
●室内実習「鳥ゼミ 第4回
日時:2006年10月29日(日)
場所:大阪市東住吉区 大阪市立自然史博物館会議室
参加者数:7名


 今回は、研究テーマについての簡単な講議。というよりも、文部科学省の科学研究補助費の申請書類を紹介。あとは、研究テーマについての演習問題。
 ◆演習問題「11月一月だけ、週1日だけの調査でできる鳥の調査テーマを考えよ」
これが意外と盛り上がる。個別指導は、ハクセキレイの集団ねぐらの季節変化についての調査の調査計画を聞いただけ。残りの時間は、大阪鳥類研究グループで実施した大阪府下のコシアカツバメ調査の集計をみながら意見交換。最後にヒヨドリと果実の共同調査の確認をして解散。楽しいので、次回も演習問題を設定する予定。
●植物園案内・動物編「秋の渡り鳥
日時:2006年10月14日(土)
場所:大阪市東住吉区長居植物園
参加者数:53名


 10月7日に鳥類フィールドセミナーとして、下見と補助スタッフの研修を行う。ヒタキ類が多く、さらにヨタカにも出会い盛り上がる。
 ポーチに集合して、はじめの挨拶をしているときに、オオタカが出現。カラスに追い回されているのを、ゆっくりと観察。そのまま何となく観察会がスタート。大池でコサギとカルガモを観察。橋を渡ろうと思ったら、ヤマガラの声がしたので、コースを変更して池をまわってマグノリア園方面へ。博物館のそばでヤマガラやシジュウカラを見てから、ユーカリの周辺でヒタキ類を探す。黄色いキビタキが出現したが、観察した人は少数。コゲラやキビタキのメスも観察。あとは、メジロが多くて、ヒタキ類とまぎらわしい。仕方がないので二次林へ。しかし、あまり何もいないので、ほとんど通過。小池の北をまわって、アジサイ園で青いオオルリとエゾビタキを観察。大池にもどってコガモを観察。ポーチに戻って解散。

観察した鳥
コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、オオタカ、ドバト、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、メボソムシクイ、キビタキ、オオルリ、コサメビタキ、エゾビタキ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(以上26種)
●鳥類フィールドセミナー第6回「秋の渡り鳥:鳥の分散について
日時:2006年10月7日(土)
場所:大阪市東住吉区 大阪市立自然史博物館実習室
参加者数:21名


 午前中は、植物園内を歩いて鳥を観察。種類を説明するよりも、行動や生態を中心に解説する。つもりであったが、ヨタカが出現して一気に盛り上がる。コサメビタキ、サメビタキ、オオルリといった渡り鳥も出現して、またもや普通に探鳥会なってしまった。一応、渡りと分散の違いを中心に鳥の移動について、実物の鳥を前に解説もした。
 午後は、室内で鳥の分散についての話。ついでにヒタキ類の見分け方の解説も。
●室内実習「鳥ゼミ 第3回
日時:2006年9月3日(日)
場所:大阪市東住吉区 大阪市立自然史博物館実習室
参加者数:5名


 今回は、データ処理についての簡単な講議。セキレイ類の分布についての論文の簡単な紹介。あとは個別に指導(ってゆかダメだし)(ハクセキレイの集団ねぐら、ムクドリの集団ねぐら、カワウの生殖羽・婚姻色の季節変化と繁殖ステージとの関係など)。さらに大阪鳥類研究グループで実施した大阪府下のミソサザイの分布調査のまとめ、をネタに論文の書き方の説明。
●やさしい自然かんさつ会「ツバメのねぐら
日時:2006年8月12日(土)
場所:奈良市平城宮跡
参加者数:124名(申込み224名、全員当選)


 京都あたりでは激しい夕立ちが降っていたが、奈良市方面は大丈夫そうだったので、決行。結果的には、解散してから少し雨がパラついた程度で問題なかった。下見の時と違って、曇っていたせいか、日が暮れてツバメが集まるのを待つ間も涼しかった。ただ、曇っていたせいか、日没時間から推定した時間よりも、ツバメは早く集まり、早く就塒した。
 集合して、すぐに移動してツバメのねぐらができるヨシ原の前へ。ツバメが集まりはじめる時間まで30分ほどツバメの集団ねぐらについての解説。その後は、自由にツバメの大群を見てもらう。最後にヨシにとまっているツバメを見て、現地で解散。
 人数が多かったせいか、ツバメはヨシ原の周囲にあまりとまってくれなかった。

●鳥類フィールドセミナー第5回「ツバメの集団ねぐら:鳥の寝る場所について
日時:2006年7月30日(日)
場所:奈良市平城宮跡
参加者数:18名


 近鉄大和西大寺駅から平城宮跡まで徒歩。午後5時10分に到着。まだ暑くて、ツバメの集まっていないので、木陰で先に鳥のねぐらについての話をする。1時間ほど話をして、涼しくなってきてから、ツバメが集まるのを待つ。ツバメの数の数え方も説明したので、数名がツバメの数を数えていた。が、結局、全員途中で挫折。ツバメの乱舞を見てから、現地で解散。
●室内実習「鳥ゼミ 第2回
日時:2006年7月17日(月・祝)
場所:大阪市東住吉区 大阪市立自然史博物館実習室
参加者数:6名


 今回は、論文の書き方についての簡単な講議。アオサギの採食場所と食性の季節変化についての論文の簡単な紹介。あとは個別に指導(ってゆかダメだし)(ムクドリの集団ねぐら、コシアカツバメの繁殖期など)。
●テーマ別自然観察会「農耕地や公園で繁殖する鳥
日時:2006年6月18日(日)
場所:枚方市山田池公園
参加者数:16名(申込み27名、全員当選)


 空模様は怪しかったが、回復傾向だったので決行。結果的には、涼しくてかえって快適な天候であった。最初に、今日は鳥の繁殖関連の観察を行うから、スズメやムクドリも観察すると宣言して、藤阪駅を出発。
 いきなりムクドリが巣立ちビナ連れていたので観察。田んぼのケリを見て、ついでになぜかカブトエビ・ホウネンエビ・カイエビの解説をして、1時間くらいかかってようやく山田池公園に到着。到着してみるとあまり鳥がいない。仕方がないので、今度はチャコウラナメクジの説明をしてみる。池に到着すると、オオヨシキリも鳴いていたものの、むしろとりあえずミシシッピーアカミミガメとクサガメを観察してみたり。それでも遠くのカワウやアオサギの巣を見てもらって、一通り説明。池の北側をまわっていると、コゲラとシジュウカラの巣立ちビナ連れに出会う。池の西側の休憩所で昼食。昼食後は、池の鳥をもう一度見て、クワの果実を食べに来ているメジロを見てから解散。
 解散後も多くの人とは一緒に藤阪駅へ。途中で一緒にカブトエビを採集した。
 今回の資料は、山田池公園の簡単な地図と、ワークシートにした。2つの課題があって
 ●巣立ちビナを連れている鳥を見たら、書き込みましょう。ヒナに餌をあげてましたか?
   →カルガモ、ケリ、セグロセキレイ、シジュウカラ、スズメ、ムクドリ
 ●どんなところに巣をつくるか覚えよう(見たり説明を聞いて書き込もう!)
   →カワウ、アオサギ、ケリ、ヒヨドリ、カラス
説明なんかで急がしくって、参加者がちゃんと書き込んでいるか確認しそこなった。最後に答え合わせをしたらよかったかもしれない。

●鳥類フィールドセミナー第4回「農耕地や公園で繁殖する鳥:つがい関係について
日時:2006年6月10日(土)
場所:枚方市山田池公園
参加者数:18名


 暑い中、JR藤阪駅から山田池公園まで歩いた。途中、ケリ、ハクセキレイなどの巣立ちビナを観察。山田池公園では、アオサギやカワウの巣を観察した他、カルガモのヒナも観察。つがい関係について、行動生態学風にいろいろ解説。
●大和川シリーズ「平石峠
日時:2006年6月4日(日)
場所:大阪府河南町平石:平石バス停〜平石峠〜奈良県葛城市竹内〜近鉄磐城駅
参加者数:19名(申込み39名、全員当選)


 午前8時45分、近鉄富田林駅前集合。通常の行事と比べると1時間くらい早い。バスの時間がそれしかないので、やむを得ない。そのせいもあるのか、出席率がとても低い…。天気はいいけど一応留守電をセット。問い合わせは1件。
 結果的に参加者は少ないけど、ついでに調査をするというもくろみもあって、4人の学芸員が参加(和田、中条、松本、志賀)。たいていの生き物の事がわかるという豪華布陣。
 鳥は楽しくないので、もっぱらカエルの解説にいそしむ。山あり田んぼありのコースなので、カエルはけっこう種類が多く、ニホンアマガエル、タゴガエル、トノサマガエル、ヌマガエル、ツチガエル、ウシガエル、シュレーゲルアオガエルとすべてを見せることができた。と、カエル相は豊かなのに、カエルを食べるヘビは、シマヘビを1匹見つけただけと貧弱。
 予定では尺土駅に向かうつもりだったのが、諸般の事情で磐城駅に変更。おかげで、オオカワヂシャとカワヂシャがたくさん混生している場所を観察できなかったのが、悔やまれるところ。

●テーマ別自然観察会「淀川で繁殖する鳥
日時:2006年5月21日(日)
場所:大阪市旭区〜北区 淀川左岸(菅原城北大橋〜新十三大橋)
参加者数:35名(申込み53名、全員当選)


 快晴でとても暑い。鳥のさえずりや繁殖絡みの行動に注意を払いながら、鳥を観察。解説も繁殖行動や巣がどんな場所にあるかなどを中心にした。
 好天だったせいで、人出が多く、とくに城北から毛馬までの水際は釣り人で埋め尽くされている。そのせいか、水鳥があまりおらず、前半はヒバリ、ツバメ、オオヨシキリ、ムクドリなどの観察に終始する。毛馬を過ぎた辺りから水鳥が見られるようになった。長柄橋の手前で昼食。長柄橋の下で繁殖するドバトとムクドリを観察してから、対岸の柴島干潟をながめる。その間に、コアジサシやササゴイが見られる。新淀川大橋を過ぎた辺りで、セッカが出る。阪急の手前で夏羽のカンムリカイツブリを観察して終了。
 今回の資料は、予定コースと出現予定の鳥を書き込んだ地図と、ワークシートにした。3つの課題があって
 ●鳥の声を4つ覚えましょう(どんな声か書き込もう!)
   →コアジサシ、ヒバリ、オオヨシキリ、セッカ
 ●淀川名物の2種を見つけましょう(見たか見てないかに○を付ける)
   →カンムリカイツブリ、ササゴイ
 ●どんなところに巣をつくるか覚えよう(説明を聞いて書き込もう!)
   →カイツブリ、バン、コアジサシ、ヒバリ、オオヨシキリ、セッカ、スズメ、ムクドリ
多くの人が真面目に書き込んでいた。なんとなく鳥を見るんじゃなくって、こうした課題があった方が、参加者も説明する側もテーマが絞れていいかもしれない。

●鳥類フィールドセミナー第3回「淀川で繁殖する鳥:なわばりについて
日時:2006年5月13日(土)
場所:大阪市旭区〜北区 淀川左岸(菅原城北大橋〜新十三大橋)
参加者数:12名


 雨が降り風がきつい中を決行。菅原城北大橋の下で約1時間なわばりについて話をした後、淀川左岸を下流に向かって歩く。ヒバリやオオヨシキリが少しさえずり、芝生にカルガモやムクドリがいた程度。水たまりだらけで、足下はぬれまくる。ほとんど観察らしいことはできずに、午前中だけで切り上げ、長柄橋で解散。有志だけで新十三大橋まで歩いた。
●友の会・プロジェクトY「コシアカツバメの繁殖調査の研修
日時:2006年4月30日(日)
場所:大阪府島本町 阪急水無瀬駅
参加者数:11名(+大阪鳥類研究グループ7名)


 阪急水無瀬駅改札口前のツバメの巣を軽く見た後、自転車置き場の上にあるコシアカツバメのコロニーを観察。特別講師を迎えてのコシアカツバメの繁殖についての解説の後、調査の仕方を説明。
 いったん解散。有志は電車で高槻市駅に移動して、イワツバメのコロニーを観察に行く。
●鳥類フィールドセミナー第2回「春の渡り鳥:繁殖期について
日時:2006年4月29日(土)
場所:大阪市東住吉区 大阪市立自然史博物館集会室・長居植物園
参加者数:26名


 午前中は、植物園内を歩いて鳥を観察。種類を説明するよりも、行動や生態を中心に解説する。つもりであったが、オオルリ、キビタキ、アカハラ、センダイムシクイと定番の渡り鳥に加え、ヒレンジャク、コルリ、ノゴマと珍しい鳥も出現してので、思わず普通に探鳥会なってしまった。それでも、ハシボソガラスの巣を観察したり、スズメやムクドリの採食を観察するなど、生態の観察もした。
 午後は、室内で繁殖期についての話。
●植物園案内・動物編「春の渡り鳥2
日時:2006年5月6日(土)
場所:大阪市東住吉区長居植物園
参加者数:53名


 4月29日に鳥類フィールドセミナーとして、下見と補助スタッフの研修を行う。あいにく渡りの途中に立ち寄ったヒタキ類には出会わず。
 すぐに二次林にいって、ヒタキ類を中心に探す。キビタキ雄が何度も出現して多くの人が観察できた。シジュウカラも比較的観察できた。コサメビタキやアカハラもいたようだが、あまり観察できなかった。それから下見でコルリとノゴマを観察したアジサイ園に移動。大勢で入っていくとコルリが飛び出した。何人かは青い姿を観察したが、多くの人は飛んでいるのをみただけ。再び二次林に戻るが、取り立てて新しい種は見つからず。照葉樹林に移動する。クロツグミらしきツグミ類がさえずっていたが、姿は確認できず。アカハラが地上で落ち葉をかき回しているのを発見して観察。博物館の裏でコサメビタキとコゲラをゆっくり観察。引き返してきて解散。

観察した鳥
マガモ、ドバト、キジバト、ツツドリ、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、コルリ、アカハラ、ツグミ、センダイムシクイ、キビタキ、コサメビタキ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(以上20種)
●植物園案内・動物編「春の渡り鳥
日時:2006年4月22日(土)
場所:大阪市東住吉区長居植物園
参加者数:41名


 4月16日に鳥類フィールドセミナーとして、下見と補助スタッフの研修を行う。あいにく渡りの途中に立ち寄ったヒタキ類には出会わず。
 ツバキ園にコマドリが出ているとカメラマンに聞いたので、行ってみるが見れず。ユーカリのところでアオバトを見つけるが、すぐに飛んでいってしまう。二次林では、キビタキとオオルリがたくさんいて、ほぼ全員が見れた。黄色いキビタキと青いオオルリばかりが目立った。地面に降りているツグミの中に、アカハラがけっこう混じっていた。あと、センダイムシクイの声を聞き、一部の人は姿も見た。一瞬ツツドリが出たがすぐに飛び去る。その後、池で少しダイサギなどを見て引き返してきて解散。

観察した鳥
カワウ、ダイサギ、コサギ、カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ドバト、キジバト、アオバト、ツツドリ、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、キビタキ、オオルリ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(以上29種)
●鳥類フィールドセミナー第1回「春の渡り鳥:渡りについて
日時:2006年4月16日(日)
場所:大阪市東住吉区 大阪市立自然史博物館会議室・長居植物園
参加者数:27名


 昨年まで、鳥の行事の補助スタッフの研修として実施していたものを、より一般向けの行事として衣替えした。参加者は、補助スタッフとして観察会を手伝ってもいいし、手伝わなくてもOK。
 この行事の主旨を説明したのち、植物園内を歩いて鳥を観察。種類を説明するよりも、行動や生態を中心に解説する。珍しい鳥を探すよりも、普通種を中心に観察。昼からは渡りについての講議を1時間程度。天気が良かったから植物園で(実は予想外に参加者が多くて部屋に入り切らなかったからだが…)。
●室内実習「鳥類調査の勉強会
日時:2006年4月2日(日)
場所:大阪市東住吉区 大阪市立自然史博物館会議室
参加者数:15名


 鳥の調査データを持ってるけど、それをどう扱ったらいいかわからない、とか。鳥の調査をしてみたいけど、どんなことをしてみたらいいかわからない、とか。のお悩み相談会です。基本的に、参加する際には、自分のデータを図表にある程度まとめてきて、あるいは調査計画を作ってきてもらって、あとは個別に指導(ってゆかダメだし)。毎回、短い講議と、簡単な論文紹介付き。
 今回は、調査計画の立て方についての簡単な講議。この冬に、何人かで行ってきた果実と鳥の関係についての共同調査についてのやりとりもしました。

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