博物館の行事の報告


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●植物園案内・動物編「花と鳥
日時:2021年3月20日(土)
場所:大阪市東住吉区 長居植物園
参加者数:42名(申込み47名、全員当選)(補助スタッフ0名)


 新型コロナウイルスの感染拡大を防止する観点から、申込み制。
 望遠鏡や双眼鏡、図鑑の貸し出しはしない事を宣言してから出発。

 まずクジラの骨に出入りするスズメを観察し説明。
 続いて大池へ。水が減ってる理由を軽く説明。水がひいたところにコチドリが2羽いて、観察しようとしたら飛び立って、その後、ずーっと鳴きながら飛びまわり続けた。ハシブトガラスがたくさんいたので、軽く説明。大池の水のある方から、対岸のダイサギやアオサギを観察するも遠すぎるので、とりあえず近付くことにした。
 橋を渡って、半島で営巣中のハシボソガラスを観察。すると混群が来たので、シジュウカラ、コゲラ、メジロを観察。大池の北西側では、オカヨシガモなどカモ類、カイツブリ、バン、オオバンを観察。でも望遠鏡がないので、見せて説明がしにくい。
 小川の右岸側で、巣穴を掘ってるコゲラを発見。営巣の邪魔にならないように、しばらく観察して、退散。アジサイ園の北西で、ヒヨドリがシモクレン花を食べた跡を探す。
 小池の北側から、ツツジ山の西、ボタン園の南側を経由して、再び大池へ。ジョウビタキ雄を間近に観察、カワウを間近に観察。それから二次林の南へ。
 二次林の南西部にモズがいるのを発見。見ていたら、周辺をヒヨドリを飛びまわる。
 ユーカリ林の東で、スズメが落としたアーモンドの花を観察・説明。ヒヨドリがボケの花を食べた跡を観察。
 植物園南東端辺りの果樹の花を見に行くが、鳥は来ておらず。最後に照葉樹林に行くと、ヒヨドリがツバキ花に来てるのを発見。顔が黄色くなってるのを観察。
 ポーチに戻って、まとめをして解散。
 
 今まであまり参加してなかった親子連れが何組もいた。けっこう鳥の観察を気に入ってくれた様子。でも、カワセミが出なかったと子どもたちに責められる。

観察した鳥
オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、ドバト、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、バン、オオバン、コチドリ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ(以上29種)
●植物園案内・動物編「公園の冬鳥
日時:2021年1月23日(土)午前
場所:大阪市東住吉区 長居植物園
参加者数:新型コロナウイルス感染拡大のため中止(申込み40名)


 大阪府には赤信号という名の外出自粛要請が出ており、緊急事態宣言に移行するとみられるため、1月10日に行事の中止を決定。
●月例ハイク「鶴見緑地で植物と鳥の観察
日時:2021年1月17日(日)
場所:大阪市鶴見区 鶴見緑地
参加者数:新型コロナウイルス感染拡大のため中止(申込み42名)


 大阪府には赤信号という名の外出自粛要請が出ており、緊急事態宣言に移行するとみられるため、1月10日に行事の中止を決定。
●室内実習「ホネ標本の作り方(大人向け)
日時:2020年11月29日(土) 10:00〜16:30
場所:大阪市立自然史博物館 実習室
参加者数:15名(申込み28名、当選21名)(スタッフはなにわホネホネ団から団長、団員の合計2名)


 高校生以上で募集。定員に余裕があれば小中学生も受け入れることとしていた。申込みが定員を超えたので、小中学生(小学生1名、中学生2名)はすべて落選。
 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東京都1名、兵庫県1名、奈良県1名は、往来自粛のためキャンセル(兵庫県と奈良県には、大阪府への不要不急の往来自粛が出ていた)。医学系大学生1名は、大学から不要不急の外出を控えるようにとの指示で出ているとのことでキャンセル。
 ホロホロチョウ頭52個を用意したが、見本用1個+スタッフ用3個+参加予定者用16個の合計20個しか使わなかったので、残ったので来年度もホロホロチョウ頭の実習を行う予定。ホロホロチョウ頭は1個約300円(送料込み)。参加費は1000円とアナウンスしたが、当日700円に値下げした。
 大阪府での新型コロナウイルスが急激に感染拡大していたが、大阪に往来自粛や外出自粛の要請は出なかったので、2日前に実施を決断。換気のために窓を全開にするので厚着をしてくるように、新型コロナウイルスへの対応(マスク、検温など)を改めて、参加者にアナウンス。
 前日準備は、見本を1個作るのみ。新型コロナウイルス感染症に配慮して、作製途中に出た肉は食べないことにしたので、バットや道具の熱湯煮沸は省略した。ホロホロチョウ頭20個だけを、冷蔵しておいた。

 当日朝、実習室と集会室の窓・ドアを全開に。風を通すためトラックヤードのシャッターも少し開けた。暖房を入れたが、とても寒かった。とくに集会室が寒かった。
 一人に一つずつホロホロチョウ頭を配る。午前中は、薬品を使わずに、皮をむいて、首・舌・目玉をはずす。軽く煮て、できるだけ肉取り。そしてパイプスルーにつける。予定通り正午に終われた。
 昼食中は、できるだけ距離をあけて、話をしないようにとアナウンス。昼食場所として、会議室も確保したが、誰も使わなかった。
 午後は、パイプスルーから出した頭の肉をさらに肉取り。午前中ですでにかなり肉がとれていたので、1時間半の予定を、1時間で切り上げた。過酸化水素水に浸ける。
 過酸化水素水に浸けている間、希望者は博物館裏の砂場などのホネ作り施設を見学30分。ゾウのホネ、洗った後のトラ、水に浸かってるマゴンドウ頭骨、そして砂場のシマウマとヒツジも見せた。
 過酸化水素水から出した後、さらに肉取り30分。すでに綺麗に仕上がってる人は、目玉や舌骨の処理。持って帰ってからの処理と、なにわホネホネ団・友の会の宣伝をして解散。予定より30分早め。
 希望者は残って作業を続けてもいいと言ったが、ほぼ誰も残らず。

 5つのテーブルに参加者は3人ずつ。中央前をスタッフ3人の机に。例年補助スタッフをお願いしている人が1人いたので、その机はお任せして、残る机を3人で指導する感じ。経験者のいない机2台を重点的に。
 ホロホロチョウ頭は、涙骨や方形骨がとれにくく、初心者むきだった。脂肪が多めなので、アセトンを使った脱脂も考えたが、同じ部屋でやりにくいので断念した。
 参加者にはキッチンバサミを持ってくるようにアナウンスしたが、大きめのキッチンバサミを持ってきている人も多く、こちらでもハサミを用意しておいて良かった。骨を固定して持って帰るようの発泡スチロールのサイズを大きめに書きすぎた。
 以降3日以内に新型コロナウイルス陽性になったら、博物館に連絡をくれるように、とアナウンスした。
●植物園案内・動物編「秋の渡り鳥2
日時:2020年10月24日(土)
場所:大阪市東住吉区 長居植物園
参加者数:45名(午前29名、午後16名)(申込み48名(午前31名、午後17名)、全員当選)(補助スタッフ0名)


 新型コロナウイルスの感染拡大を防止する観点から、申込み制にして、午前と午後のダブルヘッダー。募集時点では、午前と午後それぞれ定員15名の予定だったが、その後定員が事実上なくなった(マスクしていればOK)ので、全員当選として。9月以降、新型コロナウイルスの感染者数は高いレベルを維持し、10月後半になって微増傾向ではあるが、予定通り実施した。

 午前と午後ともに、例年と違う実施方法である理由を説明し、望遠鏡を見せられないし、双眼鏡の貸し出しも行わないことを了解いただく。

 【午前】10時〜12時
 博物館ポーチを出発したらすぐ、大池の手前でカラスに餌を与えている人がいたので、ハシボソガラスとハシブトガラスの説明。カラスとのつき合い方の解説。大池にでて、手前に浮いているカワウや、向こうの島のダイサギを見る。少しハクセキレイを見てから、照葉樹林へ。
 照葉樹林の南側でメジロを観察。バラ園を抜けて、サンシュユのところでハクセキレイを観察・説明。二次林で少しシジュウカラを見てから、再び大池へ。
 浮かんでいて助走して飛び立ち、グルッとまわって、大池の島の樹にとまるカワウ。を見ながら、カワウの機動力の無さを説明。カイツブリも観察。大池沿いに島の裏側にまわってカワセミを観察。
 ボタン園の端のムクノキでカワラヒワとオオムシクイを観察。ツツジ山に入って、キビタキとヤマガラを観察(見れた人は半分弱)。再びオオムシクイに出会って、近年の分類の変更と見分け方を説明。小池北側を通り、アジサイ園でコゲラを観察。
 三度、大池に出て、眼の前のアオサギとコサギとダイサギを観察。橋を渡ってポーチに戻り、まとめをして解散。

 【午後】14時〜16時
 博物館ポーチを出て、大池へ。近くの水面に鳥がおらず、遠くのダイサギを少し観察。シジュウカラとメジロをゆっくり観察。人数が少ないので、照葉樹林に入ったら、一部の人が謎の大型の鳥を見たらしい。聞いた話からするとオオタカの可能性が高い。照葉樹林の南に出て、バラ園の南からユーカリ園へ。タラヨウ林のところにハクセキレイとキビタキを発見。盛んに地面に降りては樹に戻るを繰り返す。しばらくするとコサメビタキ、ムギマキ、ジョウビタキが次々出現。
 再び、大池に出て、披露宴会場の横からカワウを観察。飛んで来たのに樹にとまれず、グルッと一周回って再び樹にとまろうとするカワウを観察。大池沿いに移動して、島の裏側でコサギを観察していたら、午前と同じ場所にカワセミが出現。じくり観察。
 ボタン園の端っこのムクノキに行くが鳥はおらず。ツツジ園を横切って、北端のムクノキ周辺で大型ツグミ類の群れに遭遇。マミチャジナイが多く、クロツグミやシロハラも混じっていた。
 小池の北からアジサイ園を経由して、三度、大池へ。眼の前のダイサギとアオサギを観察。橋を渡ってポーチに戻り、まとめをして解散。

 午前と午後のダブルヘッダーだが、基本的に午前と同じコースを午後も歩いた。鳥の出現パターンはあまり同じではなかった。
 午前は子どもが多く、熱心な子どもが2〜3人、ずっと周りにいて、ずっと話をしていた。午後は午前よりは子どもが少なかったが、やはり周りに2〜3人の子どもがいて、午前以上に話をしていた。
 大池横の芝生が披露宴会場になっていた。午前は準備中だったので、中を横切って大池の鳥を見に行けたが。午後は披露宴が行われていて、大池沿いを通り抜けるのを阻止されて、大回りさせられた。
 9月と違って、午後のスタートを1時間遅らせて、間を2時間とった。昼食前後の慌ただしさが、かなり緩和された。

確認した鳥(午前)
カイツブリ、ドバト、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、オオムシクイ、ツグミ類の一種、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(以上22種)

確認した鳥(午後)
カイツブリ、ドバト、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワセミ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、オオムシクイ、クロツグミ、マミチャジナイ、シロハラ、ジョウビタキ、コサメビタキ、ムギマキ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(以上26種)
●植物園案内・動物編「はじめての鳥の羽根ひろい
日時:2020年9月12日(土)
場所:大阪市東住吉区 長居植物園
参加者数:28名(午前14名、午後14名)(申込み42名、当選37名(午前19名、午後18名))(補助スタッフ0名)


 新型コロナウイルスの感染拡大を防止する観点から、申込み制にして、午前と午後のダブルヘッダー、それぞれ定員15名とした。8月後半から新型コロナウイルスの感染者が減少傾向なので、予定通り実施した。

 午前と午後ともに、例年と違う実施方法である理由を説明し、望遠鏡を見せられないし、双眼鏡の貸し出しも行わないことを了解いただく。
 解散までの間、家族以外の人と1〜2m距離を開けることと、できるだけマスクをつけること。しかし猛暑日が予想されているので、熱中症を避けるために、充分な距離をあけてマスクを外すことも考えるようにと伝えた。5歳以下の子ども達は、マスクをおおむね外していた。大人は全員付けていた。
 鳥の羽根を拾ったら見せてくれるように、と進め方を宣言。尾羽と風切羽を説明しておく。鳥の羽根を触っても危険ではないが、それなりに不潔なので、触った手をなめないように、観察会が終わったらすぐに手を洗うように言ってからスタート。

 【午前】
 博物館の北側の林で、カラスとキジバト、ヒヨドリの羽根を解説。林の下草が刈られていないエリアが多く、羽根探しできるエリアが少ない。照葉樹林の北寄りを歩いて羽根さがし。マグノリア園からユーカリ園へ。オオシロカラカサタケの菌輪を見つけて解説。草ぼうぼう、二次林に入るのは諦めて、大池を見に行く。カワウらしき羽根が浮いているが、暑いので早々に二次林沿いを歩いて、二次林の北側へ。ヤナギマツタケを見つけて解説。二次林をグルッと回って、バラ園を通って、再びマグノリア園に行ったら、ドバトの羽根の散乱を発見。ついでにタイサンボクの未熟な果実を観察。大池沿いに戻った。
 見た羽根を復習して、羽根の洗い方と保存方法を解説。もう一度、手を洗うように注意。最後に、会員証のサインをして解散。ちょうど2時間。
 8種の羽根を観察できた。熟練者がいてくれたので、いろいろな羽根を拾って説明用に渡してくれて助かった。捕食痕はドバト1ヶ所のみ。

 【午後】
 博物館の北側で、カラスの羽根を解説。ムクドリの羽根が複数見つかった。イグチがあったので、説明。照葉樹林を抜けて、マグノリア園で午前に見つけたドバトの羽根を観察。ユーカリ園ではキジバトの羽根が複数見つかる。子どもたちは、落ちてる羽根がカラスばかりなのに飽きて、コオロギやカナヘビで持ち上がっている。
 やはり二次林に入るのは諦めて、大池へ。アカミミガメを解説。子ども達は、イトトンボに盛り上がり、クヌギのドングリを拾いまくる。二次林の北側から、ツツジ山の横を抜けて、小池の北へ。なぜかワルナスビの解説。ツツジ園を抜けて、再び大池へ。カワウやコサギを見たり、ガマを説明したり。橋を渡らず、大池をぐるっと回って、ポーチに戻る。
 見た羽根を復習して、羽根の洗い方と保存方法を解説。手を洗うように注意。最後に、会員証のサインをして解散。ちょうど2時間。
 午後に観察した羽根は、ドバト、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリのみ。キノコや植物やカメなどを説明していることが多かった。5歳以下の小さい子どもたちは、カラスしか見つからないので羽根ひろいにすぐ飽きていた。子ども達の記憶にはドングリしか残っていないかも。

 午前と午後のダブルヘッダーで、鳥の羽根ひろい企画なので、コースを変える配慮をした。とくに下草が生えて羽根を探せない林が多いのが難点。
 とくに熟練者や熱心な子どもがいないと、羽根ひろいだけで2時間は厳しい。下ばかり見ているので、羽根がパッとしなくても、ついでに鳥を見ることもできず。虫やキノコや木の実の観察会になりがち。トンボの観察会はニーズがありそう。

拾った鳥の羽根
ドバト、キジバト、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、カワラヒワ(以上8種)

確認した鳥
ドバト、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、スズメ、カワラヒワ(以上15種)
●植物園案内・動物編「秋の渡り鳥
日時:2020年8月29日(土)
場所:大阪市東住吉区 長居植物園
参加者数:23名(午前12名、午後11名)(申込み47名、当選31名(午前16名、午後15名))(補助スタッフ0名)


 新型コロナウイルスの感染拡大を防止する観点から、申込み制にして、午前と午後のダブルヘッダー、それぞれ定員15名とした。7月後半から新型コロナウイルスの感染者が増加して実施が危ぶまれたが、政府も自治体もなんの要請も行わないので、予定通り実施した。

 午前と午後ともに、例年と違う実施方法である理由を説明し、望遠鏡を見せられないし、双眼鏡の貸し出しも行わないことを了解いただく。
 解散までの間、家族以外の人と1〜2m距離を開けることと、できるだけマスクをつけること。しかし猛暑日が予想されているので、熱中症を避けるために、充分な距離をあけてマスクを外すことも考えるようにと伝えた。
 鳥の世界では、すでに8月には秋の渡りが始まっていること、しかし今年は猛暑のせいか渡りの小鳥がまだ少なめなことを説明してから出発。

 【午前】
 大池に向かう途中で、ヒヨドリ幼鳥を観察。大池で、コブハクチョウが死んだ話と、対岸に見えるサギ類とカワウを説明。スズメの砂浴び跡を見てから、照葉樹林の南を通って、南東部へ。エノキ果実を食べるハシブトガラス、チシャノキ果実を食べるスズメを観察。二次林の南側で、シジュウカラやメジロを見てから、再び大池へ。大池でカワウがグルッと飛ぶのをながめ、カワセミを観察。
 二次林の北側で、センダイムシクイやキビタキが出たがゆっくりとは見られず。再びメジロを観察。ツツジ山から小池の北を通って、川沿いに戻り、三度、大池から橋を渡ってポーチに戻る。
 最後に、会員証のサインと表彰についてと、次の友の会総会についての現状を説明して解散。ちょうど2時間。

 【午後】
 博物館の北側で、ヒヨドリ幼鳥やムクドリなどを観察。水浴びに来てるスズメとヒヨドリも観察できた。大池で、ダイサギとカワウを説明してから、大池沿いにユーカリ園へ。二次林の南側で、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、センダイムシクイを観察してから、再び大池へ。
 大池でカワセミを探すも見つからず、二次林の北側へ行って、エゾムシクイとメジロをゆっくり観察。ツツジ山の西側から小池の北を経由して、ツツジ園から三度、大池へ。大池の西側をグルッと回って、ポーチに戻る。
 最後に、 会員証のサインと表彰についての現状を説明して解散。1時間半で終わってしまった。

 二次林が草ボウボウで、ササが道をおおっていて、中に入れず。できるだけ日陰を選んで歩いたが、どうしても暑い。子どもが少なかったおかげもあって、距離は比較的保てていた。全員、ずっとマスクをしてくれた。
 午前と午後のダブルヘッダーは、講師側が飽きて、午後は説明をはしょりがち。午前と同じ場所を狙うが外れがち。そして、合計するとけっこう歩いているせいか、かなり疲れる。

観察した鳥
カイツブリ、ドバト、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、カワラヒワ(以上21種)
●室内実習「ホネ標本の作り方(未成年向け)
日時:2020年8月9日(日)
場所:大阪市立自然史博物館 実習室
参加者数:新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止(申込み18名、抽選なし、Zoom実習希望者3名)(スタッフは、なにわホネホネ団から団長と団員1名の予定だった)


 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、実習室の定員は6机×6名なので、スタッフを入れて18名以下にする必要がある。余裕をみて、定員12名で募集(1机当たり2名)。
 手羽先は、すでに滋賀県の近江プレノワール40本を手配済み。

 申込みは18名。7月下旬になって新型コロナウイルスの感染者数が急増し、抽選をする前に、対面での実習の実施は無理と判断。7月29日に、Zoom実習か自分で試してみるかの2つの選択肢を説明して選んでもらう返信を送付。希望者には、近江プレノワールを実費で分けることも伝えた。
 Zoom実習希望者は3名にとどまった。内、2名と、自分で試すと答えた1名が、博物館まで来られて、手配済みの近江プレノワールを実費で引き取って下さった。
8月7日に自分で試すための実習資料をメールに添付して送付。

 多少前後するが、スタッフに予定していたなにわホネホネ団員が、新型コロナウイルス陽性者との濃厚接触者と接触していたことが、8月6日夕方に判明。濃厚接触者のPCR検査結果が陰性であっても(判明するのが8月8日)、安全を見て8月10日まで自宅待機となった。
 そのスタッフと担当学芸員は濃厚接触していたので、PCR検査結果が陽性の場合、自宅待機となる可能性が高かった(そして陽性の可能性が高いと考えられた)。
 Zoom実習のスタッフ3名の内、1名が抜けても実施は難しく、2名抜けると不可能。という状況の中、8月7日にZoom実習も中止の決断をして、アナウンスした(他の行事も含めて、この週末の博物館行事はすべて中止とした)。
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