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●大阪の鳥の情報募集!!
 寄せていただいた情報は博物館資料として整理・保存し,市民や研究者に役立つような形で提供していきます(ホームページで公表する場合もあります)。ホームページに載せる際には、基本的には情報提供者の名前も公表しますので、もし情報は提供するけど、自分の名前は出して欲しくないと言う方は、その旨ご連絡下さい。その場合はもちろんご要望に応えます。
 くわしくはこちら


●鳥の死体を送って下さい!!
 博物館の仕事の一つにさまざまな生き物の標本を集めて、保管することがあります。仕事とはいっても、今では野外の鳥を殺して標本にすることはできないので、鳥の標本を集めるには死んだ鳥を見つけるしかありません。もし鳥が死んでいるのを見つけたら、ぜひ博物館まで連絡してください。
 博物館の近くの方や、博物館に来るついでがある方は、持ってきてもらえるとありがたいです。さもなければクール宅急便(冷凍)で送って下さい。着払いで結構ですが、博物館はあまりお金がないので、裕福な方は発払いでお願いします。送ると同時に、電話かメイルで送ったことを知らせて下さい。

送り先:〒546-0034大阪市東住吉区長居公園1-23 大阪市立自然史博物館 和田岳宛

・拾った後、すぐに遅れない場合は、冷凍して保管して下さい。
・腐っていても骨格標本にするのでかまいません。しかしぺったんこに潰れたのはいりません。またきりがないので、キジバト・ツバメ・ヒヨドリ・スズメ・ムクドリのヒナ(大人は要ります)と、ドバトは遠慮します。
・クール宅急便(冷凍)で送る場合は、充分に梱包し、必ず拾った場所・拾った日・拾った人の名前・拾った人の連絡先を同封して下さい。中身は「標本」と書いて下さい。

 なお仮剥製や骨格標本にしてから寄贈してもらえると、更に一層うれしいです。ちょっとなれれば誰でも作れると思います。作ってみたい方は、和田まで連絡して下さい(でも教えるには大阪市立自然史博物館に来てもらう必要があります)。


●大阪の哺乳類の情報募集!!
 大阪府下に生息する野生哺乳類の情報を集めています。現在大阪府下で記録がある哺乳類は、約40種(ノイヌ、ノネコ、ヒトは除く、外来種のタイワンリスやタイリクイタチなどを含む。移入種をどこまで含めるかによって、種数は多少変化する)。すべての種のくわしい生息状況を知りたいと考えています。もし情報があれば、以下の要領でwadat@omnh.jpまで送ってください。
 
寄せていただいた情報は博物館資料として整理・保存し,市民や研究者に役立つような形で提供していきます(ホームページで公表する場合もあります)。ホームページに載せる際には、基本的には情報提供者の名前も公表しますので、もし情報は提供するけど、自分の名前は出して欲しくないと言う方は、その旨ご連絡下さい。その場合はもちろんご要望に応えます。なおくわしい生息場所が公表されると、密猟者やカメラマンなどによって生息に悪影響がでることが予想される場合は、詳しい生息場所は公表しません。

 ・対象:大阪府に生息するすべての野生哺乳類(ノネコ、ノイヌは除くが、ヌートリアやハクビシンは含みます)。
 ・調査期間:とくにありません。過去の情報も歓迎します。
 ・情報提供の方法:ハガキ(〒546-0034大阪市東住吉区長居公園1-23 大阪市立自然史博物館 和田岳宛)、FAX(06-6697-6225)、E-mail(wadat@omnh.jp)で、以下の内容を自然史博物館の和田まで送ってください。自分で観察した情報をお願いします。他の人から聞いたという間接情報は、参考記録として扱いますのでご了解下さい。
 1.哺乳類の種類:標本(死体や骨でも可)や写真がある方が望ましい。種の同定が可能なら、糞、足跡、食痕などのフィールドサインでも可。とくにコウモリ類、ネズミ類、モグラ類、イタチ類は、同定が難しいので、たんなる観察記録は受け付けません。
 2.観察日または観察期間
 3.観察場所:地図上での位置をできるだけ詳しく、わかるならば番地まで。番地がなければ、地図上に示して下さい。
 4.その他(必要な場合):個体数や行動、繁殖の結果、巣場所など、気づいたことがあれば書いてください。
 5.観察者の氏名・住所・電話番号

※注意:ネズミ類とモグラ類以外の哺乳類は、許可無く捕獲することはできません(コウモリやイタチでも!)。無許可で捕獲した個体は受け取りませんので、ご了解下さい。


●哺乳類の死体を送って下さい!!
 鳥と同様に、齧歯類と食虫類以外の哺乳類も殺して標本にすることはなかなか出来ません。もし哺乳類が死んでいるのを見つけたら、ぜひ博物館まで連絡してください。車にひかれていることが多いかと思います。こちらもぺったんこのはいりません。またイヌとネコはすでにたくさんあるのでいりません。肉が腐っていても、骨格標本にします(哺乳類は骨の方が大事です)。
 届け方は鳥と同様です。こちらも仮剥製や骨格標本にしてから寄贈してもらえると、更に一層うれしいです。


●両生爬虫類の生きたの、死体or標本を送って下さい!!
 鳥や哺乳類と同様に、両生爬虫類の標本も集めています。生きている場合は途中で逃げ出さないようにきちんと梱包して、死体なら冷凍で、標本にするなら10%ホルマリンか70%以上のアルコールに漬けて送ってください。ただし、オオサンショウウオは天然記念物なので捕獲はせずに情報だけで結構です。またニホンマムシとヤマカガシは毒蛇を扱う場合には充分注意してください。
 カエル類やイモリ、ヤモリやトカゲにヘビ類、両生爬虫類は身近にけっこういてて捕まえるのも比較的容易です。いなくなるまで捕まえるのは行き過ぎですが、何匹かを捕まえて標本として保存しておくことは、その種び分布や地域変異、その時間変化を知る上で重要ですし、将来その種の保護を考える上でも貴重な情報になります。身近な普通種で構わないので、送ってください。場所は限定しませんが、近畿地方、とくに大阪府下の標本を集めたいと思っています。
 届け方は鳥や哺乳類と同様です。


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