大阪鳥類研究グループ

2017年度の活動内容野外調査野外観察会総会


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野外調査

●カラーリングを付けたユリカモメ探し(1998年11月-)
 ユリカモメがいない夏場を除き、ずーっと継続中。くわしくはこちら

●カラーリングを付けたコサギ探し(1999年12月-)
 コサギは年中いるので、とにかくずーっと継続中。くわしくは、こちら

●カラーリングを付けたカワウ探し(2001年4月-)
 2001年4月より、伊丹市昆陽池(2002年からは滋賀県竹生島でも)で、カワウのヒナに対する標識調査が行なわれ、脚にカラーリングが装着されています。その観察記録を集めて、カワウの移動状況を調べて楽しんでいます。くわしくは、こちら

●大阪市内の公園で繁殖する鳥の調査(第5回)(2017年5月-7月)
 大阪市内の2ha以上の都市公園43ヶ所で繁殖する鳥の調査。

●関西のリュウキュウサンショウクイ生息状況調査(2016年2月-)
●関西の越冬ツバメ類調査(2017年11月-)

野外観察会

●「春の西の湖」(2017年4月23日)
 よし笛ロードを歩いて安土駅まで。シマアジが2ペアいた。ノウルシが綺麗で、ダルマガエルも鳴いてた。

●「公園で繁殖する鳥研修in大阪城」(2017年5月21日)
 大阪市内の公園で繁殖する鳥の調査の研修。イソヒヨドリがエサを運んでいた。

●「和泉葛城山のソウシチョウ調査」(2017年6月3日)
 蕎原から和泉葛城山山頂を経て、犬鳴山に降りた。とても爽やかな一日で、キビタキやミソサザイが囀っていたが、ソウシチョウは確認されなかった。

●「岩湧山でナイトハイク」(2017年7月1-2日)
 河内長野駅から最終のバスで滝畑ダムへ。千石谷から林道沿いに岩湧山山頂へ。夜鳴いていたのはトラツグミだけ。夜明け前に山頂をスタートして降りてきた。早朝にはヨタカも鳴いた。

●「美原のツバメのねぐら」(2017年8月6日)
 昨年見つかった堺市美原区新池のねぐらを見に行った。狭い池に10000羽以上が集まり大迫力。

●「インハンドによるムシクイ・ヒタキ研修 10年目」(2017年8月27日)
 例のムシクイは今年も採れなかったが、サンコウチョウやサンショウクイが捕れて盛り上がった。アナグマもウロウロしてた。

●「猪子山のタカの渡り観察 伊庭内湖付き」(2017年9月24日)
 昼まで猪子山でタカの渡りを観察して、昼食後、田んぼの間を歩いて伊庭内湖へ。あまり鳥がいなかったのですぐに帰ってきた。

●「カモのエクリプスの勉強と羽拾い」(2017年10月22日)
 男里川河口から阪南市の海岸を歩く予定だったが、雨天中止。

●「公園の渡り鳥と羽根拾い」(2017年11月3日)
 大泉緑地で羽根拾いのはずが羽根は拾わず。ヒドリガモのエクリプスを観察して、キクイタダキを観察して、アオサギやキビタキが困ってるのを見た。

●「淡水で越冬するシギチドリ観察」(2017年12月9日)
 久米田池を一周。ヨーロッパトウネンはいなかったが、ヘラサギやオジロトウネンはゆっくり観察できた。漁網でキンクロハジロが採れてた。

●「島本町の淀川河川敷の現地見学」(2018年1月13日)
 鵜殿で記録されたシロガシラを狙って見れた。コミミズクは今年は来てなかった。

●「摂津峡辺りの芥川沿いの鳥を探す」(2018年2月17日)
 アオシギを狙って原大橋からあくあぴあ芥川まで。アオシギおらずクサシギがいた。


総会

●2017年3月11日に、大阪市立自然史博物館実習室にて、午後1時から午後5時45分まで総会を開きました。参加者は、46名。

プログラム

1.招待講演(13:00-14:45)
  上田恵介氏「信太山草原の自然史とセッカ研究」

2.会員の発表(15:00-16:45)
 ・中村 進氏「IOC世界の鳥リストの和名について」「英語圏のバーダーのための和名のローマ字表現」
 ・須川 恒氏「今でも出てくるかもしれない冠島のオオミズナギドリ標識情報」
 ・澤 祐介氏「どこまでわかった?ユリカモメ事情」
 ・大西敏一氏「大阪のサシバの現状」「大阪のサシバの生息環境と生息を阻害する要因について」
 ・和田 岳 「大阪府ソウシチョウ繁殖分布調査 2015-2016年報告」「カラスの枝落とし行動の分布調査のまとめ」

3.議事(17:00〜17:30)
 ・活動報告 ・会計報告 ・次年度事業計画 ・世話人の選出
 ・その他:会員数報告など

4.懇親会(18:00-)
会計報告は無事承認され、おもに決まったことは、
・2017年度体制:世話人(浦野信孝、古園由香、弘岡知樹、寺田玲、池上隆之)、事務局(和田岳)