カラーリングを付けたユリカモメ探し

調査方法
カラーリング個体観察情報(1998年度1999年度2000年度
2001年度2002年度2003年度【武庫川は制作中】
2004年度【武庫川は制作中】2005年度【武庫川は制作中】
2006年度【武庫川は制作中】


調査を始めるきっかけ

 おもに京都市の賀茂川(一部京都の桂川やロシアのカムチャッカ半島)において、ユリカモメを捕獲して色足環の装着が行なわれています。これは京都市の須川恒さんが中心になって行なっている調査で、ユリカモメの渡りの経路や、越冬期の移動状況、寿命などを調べるためのものです。いくらたくさんのユリカモメに色足環を付けて放しても、その色足環を見つける人がいないと調査になりません。
 そこで大阪鳥類研究グループで、色足環付きのユリカモメを探すことにしました。他人が付けた色足環を使って、勝手に楽しもうと考えています。足環を確認できれば、いつどこで捕まえられた個体で、何年以上生きているかがわかります。同じ個体があちこちで観察されたりすると行動範囲がわかります。もちろん須川さんにも報告したいと思います。

 と考えて始めたものでしたが、2000年度より須川さんの協力が得られ、捕獲データをはじめ観察されたカラーリング付きのユリカモメの情報をすべて掲載することになりました。


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ユリカモメのカラーマーキング須川恒氏が作成したものを改変

 基本的には、各個体の右足には環境庁の金属製の足輪がついており、左足に大きな色足輪がついている。1982年11月以前の色足環は、ほぼ全部が脱落するか脱色した(ちなみに211個体に標識)。

●1982年11月-1994年2月に京都市で:黄色(1982年11月-1984年4月:213個体)、橙色(1982年12月-1983年3月:19個体)、青色(1984年11月-1987年1月:267個体)、緑色(1987年12月-1994年2月:330個体)のプラスチックシートを筒状に丸めたリングを付けた。 縦に数字2つ、またはアルファベット1つと数字1つが刻印されている(黄色、橙色のシートには黒字で、青色と緑色シートは白字で)。黄色と青色と緑色のリングでは、アルファベットと数字の下に一本横線が入り、数字2つのリングと区別できるようになっている。

●1994年2月から1996年2月に京都市で:黄色のプラスチックシートを筒状に丸めたリングを付けた。 縦にアルファベット2つが刻印されている。アルファベット2文字のシリ−ズであることを示す横線が、文字の間にはいっている。

●2000年11月から兵庫県の武庫川・昆陽池、大阪府の大和川、京都市の鴨川で:黄色のプラスチックシートを筒状に丸めたリングを付けている。 縦にアルファベット2つが刻印され、文字の間にアルファベット2文字のシリ−ズであることを示す横線がはいっている。

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●ソ連カムチャツカ州クラマビツキ湖周辺のコロニ−で、1990年7月7、8日に330羽の雛、1991年7月24日に150羽の雛、1993年7月17日に45羽、1994年7月15、16日に327羽の標識を行なった。いずれも右足に赤い色足環が付いている(1990年のみ左足に金属リングも付いている)。カラ−リングは赤色のプラスチックに白い文字が、黄青緑などと同じシステムで刻印している。数字2つが縦に(赤00〜99)、あるいはアルファベット1つと数字1つが縦に(赤A0〜Z9)その下に白線、あるいはアルファベット2文字が縦に(赤AA〜赤ZZ)その間に横線が刻まれている。


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調査方法

1.とにかく色足環を付けているユリカモメを見つけて、記録事項を書いて、大阪市立自然史博物館の和田まで送る(E-mailでも可、wadat@mus-nh.city.osaka.jpまで)。
2.調査範囲は大阪府に限りません、他府県でも外国でも何でも大歓迎。
3.調査期間はとくに限定しない。

記録事項

 1.足環の色と書かれていた文字(横線の位置も)
 2.観察日
 3.観察場所(できるだけ詳しく)
 4.観察者(足環の文字を確認した人という意味です)

※近くにユリカモメが集まる場所があればぜひそこに通って下さい。
 なければユリカモメにであうチャンスを逃さずに気を付けて下さい。


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