大阪府下のオオアカゲラの繁殖

確認データ   分布図

内容のまちがいに気づいた方、新たな情報(観察記録や文献)を持っている方はお知らせ下さい。



オオアカゲラの繁殖状況と解説

 数少ない留鳥。金剛山、大和葛城山、和泉葛城山、岩湧山などに生息し繁殖している。大阪府レッドデータブックでは、絶滅危惧II類とされている。
 全長28cm程度。山地の林に生息し、昆虫やクモなどの小動物を採食する。繁殖期は4月〜6月頃で、木の幹に直径6-7cmの穴をあけて営巣する。嘴で木をたたいてドラミングをする。


私自身が確認した情報(【和田】と表示)を中心に、大阪市立自然史博物館へ寄せられた情報(【博物館】と表示)、和田個人が聞いた情報(【個人情報】と表示)、文献情報(【文献】と表示)を基に作製しました。

文献リスト
(1)津田貴司(1982)家のまわりの鳥たち.むくどり通信(43): 7.
(2)副島朋亮(1988)大阪のトリ.むくどり通信(78): 6.
(3)上田恵介(1988)大阪のトリ.むくどり通信(78): 6.
(4)副島朋亮ほか(1989)大阪の鳥.むくどり通信(82): 9.

博物館や和田個人に情報を寄せて下さったのは次の方々です。
 長野靖氏


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確認データ

※観察記録は、5月-7月に限る。

【南河内】
●大和葛城山
 1999.6.9 (5135-55-45)、観察記録【和田】
●金剛山
 1988.8.20 ドラミング【文献3】
●河内長野市:岩湧山
 1982.6.20 観察記録【文献1】
●河内長野市:岩湧寺(5135-44-54)
 1999.4.21 巣内ヒナ【博物館】

【泉南】
●和泉葛城山
 1989.3.30 ドラミング【文献4】
●泉佐野市:犬鳴山
 1988.6.5 観察記録【文献2】