サヌカイト

 サヌカイトの表面は白っぽくざらざらですが、割ると中はまっ黒で、たいへん鋭い割れ口ができます。石器時代の私たちの祖先は、この割れ方を利用して、サヌカイトを材料にやり先やナイフなどの石器を作りました。
 サヌカイト(讃岐石)という名前は、この石がたくさん見つかる香川県の古い地名(讃岐)をとって、つけられました。大阪では、二上山のちかくで見つかります。