大阪市立自然史博物館
第41回特別展 みんなでつくる淀川大図鑑 山と海をつなぐ生物多様性
平成22年 7月24日(土)〜 10月8日(金)
大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール (花と緑と自然の情報センター2F)
休館日 毎週月曜日(9/20(月祝)は開館)
観覧料 大人500円 / 高校生・大学生 300円 / 中学生以下 無料
開館時間 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
常設展や植物園も見られるセット券がお得です。
大人700円 / 高校生・大学生400円
*障害者手帳などをお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方(要証明)は無料
*博物館本館・長居植物園への入場は、別途料金が必要です(セット券を除く)
アクセス 地下鉄御堂筋線「長居」3号出口→東へ約800m
JR阪和線「長居」→東へ約1km
大阪市立自然史博物館 06-6697-6221〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23 地図
主な展示
淀川のあゆみ
 ・古琵琶湖の形成を語る化石
 ・琵琶湖淀川水系固有種
 ・巨椋池と三木茂博士採集水草標本
 ・オランダ人技術者による明治初期の淀川水制工設計図面(複製)
 ・「淀川改良工事」関係史料
 ・河川改修で流路をどう変える?博物館オリジナル「淀川クネクネシミュレータ」
 ・明治初期、明治末、1940年代、60年代、80年代、2000年代の地形図・空中写真による流域の景観の比較
淀川の自然と生き物
 ・「プロジェクトY」による生物分布調査結果と標本・生品
 ・1940年代と2000年代の庭窪ワンド群立体復元ジオラマ(縮尺1/800)(初公開)
集水域の自然と生き物
 ・「プロジェクトY」による生物分布調査結果と標本・生品
淀川が抱える問題
 ・淀川に侵入した様々な外来種の標本・生品
 ・ボタンウキクサのある時・ない時比較(プロジェクトYメンバーによる手作り展示)
 ・キミの手で氾濫原を取り戻そう!博物館オリジナル「淀川大堰シミュレータ」(初公開)
 ・河床低下を示す木津川旧御幸橋の橋脚実寸写真
淀川水系の自然回復をめざして
 ・淀川水系から消えた生き物(60年代までに絶滅したヨドシロヘリハンミョウなど)
 ・淀川で行われている様々な自然回復事業
 ・プロジェクトYおすすめ・淀川水系ホットスポット
 ・イタセンパラ水槽展示(8/14から8/22まで)
その他
 ・淀川水系モクズガニすごろく
 ・ビデオコーナー(記録映画「天ケ瀬ダム」、「市政ニュース・よみがえれ道頓堀川」、「淀川のシンボルフィッシュイタセンパラ」)
 ・淀川関係参考図書コーナー
ワークシート ダウンロード
中学生・高校生・大学生の皆さん用
プリントアウトして特別展に持参すると割引があります。高校生・大学生300円のところ200円で入館できます。
ワークシートPDF版ワークシート(PDF形式)
先生用
ワークシートPDF版ワークシート利用の手引き(PDF形式)
ワークシートPDF版ワークシート (加工可 Word版)
ワークシートPDF版 大量に必要な場合は印刷した物を送付いたします。申請書をFAXで送って下さい。
ワークシート請求依頼書(PDF形式)
関連イベント
特別展講演会
*川の自然を流域という俯瞰的な視点で眺め、考えることの重要性について、フィールドの第一線で活躍する研究者がお話します。
日時:8月1日(日) 午後1時30分から午後4時
場所:自然史博物館 講堂
参加費:無料(ただし、自然史博物館本館入館料が必要)
■「小網代と鶴見川 流域で考える生物多様性保全・都市再生」
岸 由二 (慶応義塾大学教授)
流域思考の環境・都市再生にかかわり、鶴見川流域、三浦半島小網代、多摩三浦丘陵でネットワーク活動を推進中。著書に『自然へのまなざし』、『環境を知るとはどういうことか』、訳書に『利己的な遺伝子』、『創造』など。
■「自然な川とは?河川における自然再生の目標像」
竹門康弘 (京都大学准教授)
河川地形と水生昆虫のすみ場所の関係や、ダムが生態系に与える影響など、生物の視点から河川を総合的に研究。淀川水系流域委員会副委員長。著書に『棲み場所の生態学』、『渓流生態砂防学』、『深泥池の自然と暮らしー生態系管理をめざしてー』など。
自然史オープンセミナー 淀川シリーズ
*プロジェクトYの調査や、展示内容に関連した話題を博物館学芸員や館外の共同研究者がお話します。
■6月19日(土)「淀川河口の生物」
山西良平(大阪市立自然史博物館館長)
時間:午後3時〜4時30分
場所:自然史博物館 集会室
■7月24日(土) 「化学成分からみた淀川の健康状態」
中口 譲(近畿大学准教授)
時間:午後3時〜4時30分
場所:自然史博物館 集会室
■8月21日(土)「氾濫源の植物と琵琶湖・淀川水系の現状」
※この回のセミナーは水草研究会の公開講演会として行われます。定例のオープンセミナーと時間・場所が異なりますのでご注意ください。
藤井伸二(人間環境大学准教授)
時間:午後3時30分〜5時
場所:自然史博物館 講堂
■9月18日(土)「淀川水系の魚類と貝類」
波戸岡清峰(動物研究室学芸員)
河合典彦(大阪市立大桐中学校教諭)
石田 惣(動物研究室学芸員)
時間:午後3時〜5時
場所:自然史博物館 集会室
淀川大図鑑展・天然記念物「イタセンパラ」がやって来る
*特別展「みんなでつくる淀川大図鑑」の会場内で、生きたイタセンパラを期間限定で展示します。イタセンパラはイシガイなどの貝に卵を産むタナゴの仲間で、国の天然記念物に指定されています。かつては淀川のワンドやタマリに普通に見られ、淀川のシンボルフィッシュとされていましたが、最近、その絶滅が心配されています。
今回、水道記念館で飼育されている個体をお借りして水槽展示をします。
日時:8月14日(土)〜22日(日)(16日(月)は休館)午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
※個体の状態によっては展示期間が短縮される場合もありますのでご了承ください。
場所:自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター 2階)
参加費:無料(ただし、特別展会場への入場には所定の観覧料が必要です)
こどもワークショップ つくろう!よどがワールド
*魚、貝、鳥にカエル、トンボ、水草…。淀川には楽しいいきものがいっぱい。会場の中にいるお気に入りのいきものを見つけて淀川の絵にかきこんで、みんなで大ずかんの1ページをつくろう。
開催日:8/7(土)、8(日)、28(土)、29(日)
時間:11:30、13:00、14:00、15:00 にスタート(1回約45分間のプログラムです)
受付:各回スタートの10分前
場所:特別展会場内 特設会場
対象:小学生以上
材料費:100円(保護者の方は特別展入場料が別途必要)
こどもワークショップ なりきり 淀川のいきものたち
*淀川にすむいきもののお話をハカセが聞かせてくれるよ。教えてもらったいきものの気持ちになりきって、ハカセやみんなとお話をしてみよう。
開催日:7/31(土)、8/1(日)、9/4(土)、9/5(日)
時間:11:30、13:30、15:30 にスタート(1回約60分間のプログラムです)
受付:各回スタートの10分前
場所:特別展会場内 特設会場
対象:小学生以上
材料費:100円(保護者の方は特別展入場料が別途必要)
こどもワークショップ おしえて!調査隊
*淀川のいきものを調べている人が展示室で調査道具をもってまっているよ。どんな道具が登場するかな?お話が聞けたら調査隊員からカードをもらってフィールドノートを完成させよう!!
開催日:8/14(土)、15(日)、21(土)、22(日)、 9/18(土)、19(日)、20 (月祝)
時間:11:00〜3:20まで20分ごとにスタート
受付:各回スタートの10分前
場所:特別展会場内 特設会場
対象:小学生以上
材料費:100円(保護者の方は特別展入場料が別途必要)