世界最大の翼竜展
飛ぶは虫類である「翼竜」は、恐竜たちとともに、三畳紀からジュラ紀、白亜紀にかけて約1億5千万年もの間、地球上に君臨してきました。スズメほどの小さなものから小型飛行機ほどの超大型までさまざまな翼竜が存在し、不思議なトサカ、大きなくちばし、するどい爪など・・・まるで神話に出てくるドラゴンのような姿かたちは現生のどの生物にもにていません。その奇妙でナゾにつつまれた生き物を、空飛ぶ怪物「スカイモンスター」とよぶ人もいます。
 近年、その進化と絶滅、鳥類とのすみ分け、飛行や歩行のヒミツなど、あらたに発掘された化石や分析技術の進歩などから徐々にその全容は明らかになりつつあります。そんなナゾの多い「恐竜時代の空の支配者」である翼竜のヒミツにせまる日本で初めての展覧会です。