大阪市立自然史博物館特別展「実物 日本鳥の巣図鑑
 −小海途銀次郎(こがいとぎんじろう)コレクション−」展を開催

〜平成15年7月19日から8月31日までの土曜・日曜、祝日の開館時間を
午後7時まで延長します〜

 大阪市立自然史博物館では、平成15年7月5日(土)から8月31日(日)まで、花と緑と自然の情報センター2階ネイチャーホールにおいて、特別展「実物 日本鳥の巣図鑑−小海途銀次郎コレクション−」展を開催します。
 この特別展では、クマタカやカワセミの巣を含め、日本で繁殖する鳥の巣を30年以上に渡って集めてこられた、小海途銀次郎氏のコレクション約125種250点すべてを展示します。
 また、海外の鳥の巣のコレクターである鈴木まもる氏のコレクション約20点を、鈴木氏の描いた絵画と共に展示します。海外と日本の鳥の巣を比較することで、日本の鳥の巣についての理解を深めていただきます。
 小海途氏の鳥の巣のコレクションは、日本でも有数の規模を誇り、北海道や琉球列島などを除く、日本で繁殖する鳥の大半を網羅しており、その一端は「日本の野鳥巣と卵図鑑」(世界文化社刊)に紹介されています。展示では、単に鳥の巣を並べるだけではなく、本剥製や写真も多用しながら、さまざまなテーマ性を持たせます。種数・点数ともに、これだけの規模で鳥の巣が一同に展示されたことは今までなく、”実物を使った日本で繁殖する鳥の巣の図鑑”をつくり、鳥に興味を持つ多くの人に貴重な機会を提供します。

 多くの人にとって、ツバメ以外の鳥の巣は、あまり見る機会がありません。鳥にとって、巣はヒナを育てるための大切な場所であり、そんな場所がそう簡単に見つからないのは当たり前です。そんな鳥の巣には、鳥がうまくヒナを育てるためのさまざまなノウハウが含まれています。鳥の巣をみることで、鳥について、ひいては鳥が暮らしている環境についてさまざまな事がわかるのです。
 近年、同じ種の巣であっても、巣の素材が、自然物から人工物へ移り変わってきている例があります。こうした所から、鳥が暮らしている環境の変化、あるいはその中での鳥の暮らしの変化を見て取ることができます。鳥の巣を通じて鳥の暮らしが、よく理解できることでしょう。

 なお、当館では、市民からの開館時間延長の要望に応え、平成15年7月19日(土)から8月31日(日)までの土曜・日曜、祝日の開館時間を2時間30分延長し、午後7時まで開館することとします。

概要 関連行事 写真資料[5/28写真追加]

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特別展の概要


1.名称 特別展
        「実物 日本鳥の巣図鑑 −小海途銀次郎コレクション−」展
2.期間 平成15年7月5日(土)〜8月31日(日)【50日間】
3.休館日 毎週月曜日(祝日の場合翌日)
4.開館時間  午前9時30分〜午後4時30分(ただし入館は午後4時まで)
        ※7月19日から8月31日までの土曜・日曜・祝日:午前9時30分〜午後7時(ただし入館は午後6時30分まで)
5.会場 花と緑と自然の情報センター ネイチャーホール(2階)
(所在地:大阪市東住吉区長居公園1-23)
地下鉄御堂筋線「長居」駅下車、東へ徒歩約10分
JR阪和線「長居」駅下車、東へ徒歩約15分
6.観覧料 大人300円 高校生・大学生200円 中学生以下・ツルのマーク付健康手帳・障害者手帳等をお持ちの方は無料
30名以上団体割引あり
7.主催 大阪市教育委員会・大阪市立自然史博物館
  後援 大阪府・(財)日本野鳥の会大阪支部
8.展示する標本点数
約600点(鳥の巣、鳥類本剥製、絵画など)

【展示内容】
1.環境別の展示
1)森林
2)草原
3)裸地
4)水辺
5)岩場
6)都市
2.さまざまな鳥の巣
1)サギ類
2)ワシ・タカ類(巨大なクマタカの巣など)
3)樹洞の巣
4)その他、さまざまな巣
  (土崖に掘られたカワセミの巣、地上のヨタカの巣など)
3.解説
1)鳥の巣の解説
2)鳥以外の巣(カヤネズミ、リスなど)
3)鳥の巣から環境を考える
4)鳥の巣と人との関わり

【主な展示品】
・クマタカなど猛禽類もうきんるいの巨大な巣
・土崖に掘られたカワセミの巣
・地上のヨタカの巣
・鈴木まもる氏所有の海外の鳥の巣(食用になるツバメの巣など)


【関連行事】
(1)普及講演会 日時:平成15年7月21日(月・祝)午後1時〜午後6時
         場所:自然史博物館講堂(大阪市東住吉区長居公園1-23)
最寄り駅:地下鉄御堂筋線「長居」
         内容:「カワウの集団営巣が引き起こす樹木枯死問題と
 人とカワウとの共存に向けての取り組み」
    石田 朗氏(愛知県農業総合試験場)
  「人はツバメの巣を守れるか
 〜壊滅状態の東京都心部の実態から」
    川内 博氏(日本大学豊山中・高校)
         参加費:自然史博物館入館料(大人300円、高校・大学生200円)
が必要
         ※講演会において、手話通訳の必要な方は、6月末までに博物館
までご連絡下さい(電話:06-6697-6221)。
(2)自然史講座 日時:平成15年8月2日(土)午後3時〜4時半
         場所:自然史博物館集会室(大阪市東住吉区長居公園1-23)
最寄り駅:地下鉄御堂筋線「長居」
         内容:自然史博物館学芸員が鳥の巣についての話をします
         参加費:自然史博物館入館料(大人300円、高校・大学生200円)
が必要
(3)特別展の展示解説 日時:平成15年8月3日(日)・8月17日(日)
               午後3時〜午後4時
            場所:花と緑と自然の情報センター2階ネイチャーホール
           内容:自然史博物館学芸員が鳥の巣についての話をします
           参加費:特別展観覧料(大人300円、高校・大学生200円)が必要

いずれも事前の申込みは不要。当日、直接会場にお越しください。


●展示品の一部(写真をクリックすると、大きな写真が開きます、ただし印刷用でファイルサイズが大きいのでご注意)

●アオゲラとその巣穴
 木の幹に穴をあける。
 中の様子は、巣の断面写真を参照のこと。
●クマタカとヒナのいる巣
 樹の上に巨大な巣をかける。
 クマタカの巣の実物は、本特別展にて展示。
●アオゲラの巣(小海途コレクション)
 木の幹に穴をあける。写真は断面を見せたもの。
ウグイスの巣(小海途コレクション)
 草に丸い巣をかける。横に出入口の穴がある。
●オオルリの巣 ●オオルリの巣(小海途コレクション)
●アカゲラ ●エナガの巣(小海途コレクション)

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