概要 講演会

特別陳列「知っていますか?あなたの町の地質 −近畿の地質情報展−」
 近畿地方では「1995年兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)」以後,集中的に活断層や地質の調査が行われて,その成果がまとまってきました.最新の成果である近畿地域の地質図や,実際の調査方法をわかりやすく展示します.子供たち向けには「化石のレプリカ作り」・「ペットボトルを使った地盤の液状化」,「ワイングラスで鳴き砂を鳴らす」などの楽しいイベントを用意しています.17日(日)には,関連した話題で,地球科学講演会も行います.
 場所:大阪市立自然史博物館 本館2F 特別展示室
 日時:2002年2月16日(土)〜3月10日(日) 
   (なお,地質図の解説や,「化石のレプリカ作り」などのイベントは2月16・17日の2日間限りです)
 主催:地質調査総合センター(旧工業技術院地質調査所)・大阪市立自然史博物館
 入場:ただし博物館の入館料のみ(大人300円,高大生200円,小中学生無料)


関連講演会

第18回地球科学講演会
「近畿地方の地殻変動を読み解く−近畿地方の活断層調査とそのまとめとしての活構造図−」


 近畿地方は活断層が多く分布しているために,地震予知に関する「特定観測地域」の一つに指定されています.とりわけ阪神地域の大きな被害を与えた「1995年兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)」以後,集中的に活断層や地質の調査が行われて,その成果が50万分の1活構造図「京都」として出版される予定です.調査でわかってきたことをわかりやすく紹介します.
 日時:2月17日(日)  午後2時〜午後3時30分
 講師:水野清秀氏(産業技術総合研究所 活断層研究センター)

 会場:自然史博物館 講堂
 申込み:不要
 参加費:無料,ただし入館料が必要.(入館料:大人300円,高大生200円,小中学生以下無料)
 主催:地学団体研究会大阪支部・大阪市立自然史博物館・地質調査総合センター(旧工業技術院地質調査所)

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