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植物を食べる哺乳類の前歯
(切歯)
前歯の役目は、食べ物を口に取り込むために葉や草をかみ切ることです。種類によって、前歯のはたらき方はいろいろです。前歯で「かじる」ネズミなかま、上下の前歯で「はさんで切る」ウマ、下の前歯と歯のない上あごで「はさんで切る」ウシやシカがいます。ゾウの大きな牙は上あごの切歯ですが、かみ切るための前歯はないので、長い鼻で食べ物を引きちぎり、口に運びます。
キリンはシカやウシと同じ偶蹄類で、歯のない上あごと下あごの切歯と犬歯ではさんで、枝から葉を食いちぎります。下あごは横に動き,奥歯(小臼歯と大臼歯)で葉をすりつぶし、反芻します。