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精子をつくるイチョウ
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イチョウは種子植物でありながら、受精の際に精子をつくります。春に受粉滴により胚珠の中に取り込まれた花粉は、花粉室の中で分裂し、秋に精子を形成して受精します。イチョウの精子は1894年に平瀬作五郎氏(東京大学)によって発見されました。シダ植物は普通に精子をつくりますが、裸子植物では、イチョウとソテツのみが精子をつくります。イチョウとソテツは裸子植物の中でも原始的な植物と考えられます。