多様な陸上植物 森林の恵み
水中から陸上へ 地球最初の森 たねをつけた最初の植物 裸子植物の繁栄 被子植物の誕生と繁栄 新生代の植物化石
戻る
最古の化石クックソニア
系統樹

クックソニア(デボン紀、イギリス産)
 植物体として知られている最古の化石はクックソニアです。 クックソニアは二又に分かれた軸の先端に胞子嚢をつけ、 軸には仮道管があると考えられていました。しかし、その後の研究で、 仮道管がなくコケ植物に似た通道組織をもち、維管束植物ではないことがわかりました。 クックソニアは胞子体の軸が二又に分岐し、分岐しないコケ植物とは明らかに異なります。 しかし、維管束がなくシダ植物とも異なるため、リニア状植物とよばれています。