【関連行事】


普及講演会「陸に上がった植物のあゆみ」

申込不要・入館料のみ

   私たちの身近にある植物はどのような進化の道をたどって現在にいたったのでしょうか。植物化石と現生植物の最近の研究をふまえて、陸上植物の起源と進化について講演していただきます。
   日 時 : 7月21日(日)午後1時〜午後4時
   演題・講師:

「植物は陸に上がった後どうしたか」加藤雅啓氏(東京大学教授)

「化石の果実はおいしかったか」  西田治文氏(中央大学教授)
会 場 : 大阪市立自然史博物館 講堂
 
  ※いずれも事前の申し込み並びに参加費は不要。ただし、入館料(大人300円、高大生200円)は必要。当日直接会場にお越しください。


 自然史講座

申込不要・入館料のみ
「原始的被子植物はなぜ雌性先熟なのか−中生代の花と昆虫−」
   ひとつの花の中で、雄しべと雌しべが活動する時期が異なっている花があります。シソ科などの蜜がある精巧な花は顕著に雄が先です。オオバコやイネ科などの風媒花は雌が先のものが多い。雄しべと雌しべの活動時期が異なっていることは、同花受粉を避ける仕組みと思われますが、どちらが先に熟すかで違いはあるのでしょうか。答えは出ていません。特に、原始的被子植物と認められているモクレン科やクスノキ科が、すべて雌性先熟という不思議な事実は大きな謎です。今回の講座でその答えを出します。
   日 時:7月20日(土・祝) 午後3時〜4時30分
   講 師:岡本素治(大阪市立自然史博物館 植物研究室) 
   会 場:自然史博物館 集会室


「東アジアの植生の移り変わりー白亜紀から現在までー」
   7月6日〜9月1日に開催する特別展「化石からたどる植物の進化」では、古生代から新生代までの化石を通して、植物の進化を展示しています。そのうち被子植物が出現した白亜紀以降の東アジアの植生の移り変わりを詳しく紹介します。最古の被子植物とその発展、新生代の植物化石と化石から推定される気温変化、日本固有の植生の形成について解説します。
   日 時:8月10日(土) 午後3時〜4時30分
   講 師:塚腰 実(大阪市立自然史博物館 地史研究室)
   会 場:自然史博物館 集会室
 



室内実習「現在の植物からたどる植物の進化」

要申込

   現在のコケ、シダ、裸子植物、被子植物を生殖器官に注目して観察し,現在の植物から植物の進化をたどります。植物園での観察と室内で実体顕微鏡を用いた観察を行います。
   日 時:8月4日(日)
   場 所:長居植物園と大阪市立自然史博物館実習室
   対 象:中学生以上
   定 員:24名(定員を超えた場合は抽選)
   申込み:往復はがきに、住所、氏名、年齢(学年)、電話番号、および返信先の宛名を書いて、〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23 大阪市立自然史博物館普及係 室内実習「現在の植物からたどる植物の進化」まで申し込んでください。7月19日(金)必着。 複数名や団体での申込みはお断りします。
集合時間・持ち物など、詳しい案内は返信はがきでお知らせします。


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