大阪市立自然史博物館 特別展
目で見る「がん」展 −診断、治療の最前線−


9/14より、いよいよオープン

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自然史博物館ネイチャーホールへのご案内

読売新聞による「目で見る『がん』展」ホームページ

関連講演会(申込み先はすべて読売新聞社となっています。お間違えなく)

出展関係者リンク集


 大阪市立自然史博物館では、平成14年9月14日(土)から11月4日(月、振休)まで、花と緑と自然の情報センター2階のネイチャーホールにおいて、特別展 目で見る「がん」展 −診断、治療の最前線 −を開催します。
本展では、国立がんセンターや大阪府立成人病センター、大阪市立大学医学部などの協力により、「がん」の仕組みから、治療の現状、その未来までを映像とパネルで紹介します。また、内視鏡や映像の中から「がん」を探し出す「画像診断体験システム」など、実際に触ったり、操作を体験できる擬似体験装置などを展示し、「がん」についての理解を深めていただきます。

 一般的に「がんは怖いノ」と考えられています。しかし、本当に怖いのは「がんに対する無知」ではないでしょうか。多くの人はがんの実態を知らず、いたずらに「死に至る病」という漠然とした恐怖感を募らせているのが実情ではないでしょうか。がん対策は、21世紀を迎えた現在でも、人類最大の医療テーマであることに違いありません。
 「がん」の克服は、正確な知識を持って立ち向かうことがその第一歩です。本展覧会を機に、一人でも多くの方が「がん」に関心を持ち、理解を深めていただくことを願っています。

 なお、本展の前売り券を7月5日(金)より、主要プレイガイド及び大阪市立自然史博物館ミュージアムサービスなどで発売します。

1 名  称  特別展 目で見る「がん」展 −診断、治療の最前線−
2 期  間  平成14年9月14日(土)〜11月4日(月、振休)
3 休 館 日  毎週月曜日、ただし月曜日が祝日の場合は翌日
4 開館時間  午前9時30分〜午後4時30分(入館は午後4時まで)
5 会  場  大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール
                   (花と緑と自然の情報センター2階)
        所在地:大阪市東住吉区長居公園1−23(長居植物園内)
        最寄駅:地下鉄御堂筋線「長居」駅、徒歩 10分。JR阪和線「長居」駅、徒歩15分。近鉄南大阪線「矢田」駅、徒歩15分。
6 主  催  大阪市立自然史博物館、大阪市教育委員会、読売新聞大阪本社、読売テレビ
7 後  援  厚生労働省、大阪市、大阪府、日本医師会、大阪府医師会、日本看護協会、日本赤十字社大阪府支部、健康保険組合連合会大阪連合会、大阪成人病予防協会
8 協  賛  アメリカンファミリー生命保険会社、アストラゼネカ株式会社、ダイワボウ情報システム株式会社
9 特別協力  国立がんセンター、大阪府立成人病センター、大阪市立総合医療センター、大阪市立大学医学部
10 観 覧 料  大人700円(500円)、高校・大学生500円(300円)
        カッコ内は前売り及び30人以上の団体料金。
        中学生以下、障害者の方、大阪市内在住の65歳以上の方は無料。
11 前売り券  チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、サークルK、大阪市立自然
発売場所  史博物館ミュージアムサービス


【展示内容】
第1部 がんとは何か
    がんについての総論部分であり、各種データで「がん」の現状を知るとともに、「がん」がどのような病気なのかを理解していただきます。「がん」発生のメカニズムや浸潤、転移の仕組み、現在一般に行われている診断、治療緩和ケアの現状など、映像とパネルでわかりやすく紹介します。

第2部 部位別診断、治療の現状
    全身を14ヶ所の部位別に分け、その最新の診断、治療法を映像とパネルで紹介します。また、映像の中からがんを探し出す「画像診断体験システム」や、腹腔鏡手術の原理を知ってもらうための「擬似体験装置」、乳がんのしこり状のものを埋め込んだ「乳房の触診モデル」など、来場者が実際に触ったり操作を体験できる装置を展示します。


脳腫瘍のCT画像(左)  乳ガン触診モデル(右)

第3部 近未来の診断、治療/予防
    近い将来、実用化が予想される診断や治療法の展望、予防法について映像とパネルで詳しく解説します。

【関連行事】
「小児がんの子どもたちの絵画展」、「がんをテーマとした公開講座・シンポジウム」、「大阪ヘルスジャンボリー」、「ファミリーコンサート」などを予定しています。