これは2000年夏に行われ、すでに終了しているイベントです

■シンポジウム「有明海の生きものたち」

 シンポジウムの焦点は、日本一広大な干潟・河口域
のある有明海の生物相です.内湾では日本最大の漁業
生産力があり,ムツゴロウをはじめこの海だけにすむ
生きものや、干拓などのために今は一部の海に生き残
る種も有明海では豊かです。その環境は急速に悪化し
ています。干潟生物の研究者たちが,専門ごとに調査
研究をすすめてきた有明海を通して、干潟・河口域の
豊かな世界と、その保全の緊急性をお伝えします。

日時:9月23日(土・祝)午後1時〜4時30分
プログラム(予定)
 1)「有明海の環境と特異な生物相」
          佐藤正典(鹿児島大学助教授)
 2)「有明海の地史と二枚貝相」
        佐藤慎一(国立科学博物館研究員)
 3)「干潟の底生珪藻類」
            大塚泰介(琵琶湖博物館)
 4)「有明海のスズキ」
    田中 克(京都大学大学院農学研究科教授)
 5)「有明海の腹足類(巻貝)」
           福田 宏(岡山大学助教授)
会場:自然史博物館 講堂
参加費用:無料(ただし博物館入館料は必要)
主催:大阪市立自然史博物館・「有明海の生きものた
ち」シンポジウム実行委員会

博物館へのアクセス

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