2015年8月7日 更新

靱公園セミのぬけがらしらべのページ

1993年から夏の終わりに靭公園(大阪市西区)で開催してきたセミのぬけがらしらべ。22年連続して行ってきましたが、2014年をもって終了することとしました。長年のご支援ありがとうございました。なお、近年5年分のぬけがらは、大阪市立自然史博物館の常設展2Fギャラリーにて展示していますので、よろしければご覧においでください。


 画:川上弘子(靭公園セミぬけがらしらべ事務局長)


● 靱公園セミのぬけがらしらべ2014の結果
 

セミの発生量の記録とそのメカニズムの解明を目的に、桂孝次郎さん(本会元評議員)の呼びかけで1993年から始まった本調査。靭公園の東側半分にあるセミのぬけがらを原則として、すべて取り去り、数えるというスタイルで22年間、継続してきましたが、201496日(土)の調査会をもって、終了することになりました。

最終回の参加者総数は104名(世話役、博物館実習の大学生含む)でした。結果はクマゼミ6,809、アブラゼミ6,885、ニイニイゼミ2の、合計13,696で、前年よりやや少ないという結果になりました(図1)。

 ネイチャーホールで開催中だった「都市の自然」展で展示したのち、現在は本館2Fのギャラリーで2010年から5年分をぬけがらを展示しています(図2)。

 22年間の調査ではっきりとわかったことは、たしかにセミのは年によって増減があるということです。可能ならもう少しくわしい解析をして、22年間の調査をまとめられたら、と世話役間で話し合っています。<文責:初宿成彦(博物館学芸員)>



● 靱公園セミのぬけがらしらべ2013の結果

 靱公園(大阪市西区)のセミのぬけがらを数えて、その年の発生量をしらべる「セミのぬけがらしらべ」。2013年の行事は9月7日(土)に開かれました。世話役含めて合計68名の参加がありました。見つかったぬけがらは、アブラゼミ8,944、クマゼミ8,847、ニイニイゼミ2の、合計17,793で、前年よりごくわずかに少ない、という結果になりました(図1、2、表1)。

 この行事は1993年から毎年つづけていて、今回が21年目でした。初期のころのぬけがらは、もう処分してしまったのですが、2009年から5年分はそのまま残してあります。すべて合わせると約10万個になります。

 2014年夏に予定している都市の自然に関する特別展で、これらをすべて、一挙に展示する予定にしています。そのボリュームと迫力に、どうぞご期待ください。<文責:初宿成彦:博物館学芸員>=自然史博物館友の会誌Nature Study 2014年6月号に掲載。

 
図.21年間のセミぬけがら数の増減。




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