こけ用語辞典

ことば よみ 用語の解説(50音順)
仮根 かこん 基物に張り付くための根のようなもの.水を吸い上げる本当の根の役割はない.
きょ歯 きょし 葉の周りにあるギザギザ.
げん 葉の周りにあるふちどり.普通の細胞とはちがう細長い細胞でできている.
さく 胞子嚢(ほうしのう)ともいう.胞子の入っている部分.
さく歯 さくし さくの入口にあるギザギザ.胞子の散布をコントロールする.
さく柄 さくへい さくを支える柄の部分.
雌器托 しきたく 葉状性苔類(ようじょうせいたいるい)のゼニゴケのグループで造卵器を付けるための構造.先の方に胞子体をつける.
軸柱 じくちゅう さくの中心にある柱.
中肋 ちゅうろく 葉の中央の脈.スジのように見えることもある.
ふた さくが成熟するまで,さくの入口をふさいでいるもの.
腹葉 ふくよう 苔類だけにある茎の腹側(基物にひっついている側)にある葉.ないものもある.
胞子 ほうし ふつうの植物でいう種のようなもの.種よりずっと小さく粉状で,風にとばされる.
胞子体 ほうしたい 胞子を散布する器官
ぼう 胞子体が成熟するまでさくをまもっているもの.
雄器托 ゆうきたく 葉状性苔類のゼニゴケのグループで造精器を付けるための構造.
杯状体 はいじょうたい 無性芽(むせいが)の入っているコップ状の器官、無性芽器ともいいます.