■大阪府下・小学校教員の皆さまへのお知らせ■
「身近な自然を知ろう!育てよう」協力者の募集について

大阪市立自然史博物館と NPO法人大阪自然史センターでは、平成16年度下半期に大阪府委託事業として小学校で現場で利用可能な教材の開発を試みています。つきましては、府下の小学校で実践事例を踏まえた成果品にするためにも、協力してくださる先生を募集しています。興味のある方は是非事務局までお問い合わせください。

■事業の概要
小学校で使える「大阪府の学校のコケガイド」を作成します。
冊子とCD、webページで作成し、コケの専門家が身近にいなくても学校のコケが分かる、というものを目指します。
実施時期:2004年10月〜2005年3月

※どんな学校にも必ず数種類以上のコケが生えています。野外よりかえって種類の限定される学校はコケの初歩を学ぶいいフィールドになりえます。
そして何より、ルーペや顕微鏡を使ったコケの観察は、道具を使うわくわく感と、意外なほど美しい驚きに満ちています。

■対象
大阪府下の小学校関係者

■お願いしたいこと
少しでも興味があるという方であれば、以下の例にとらわれず、お問い合わせください。クラス単位でも、またはクラスで行う生き物調べの中の一つの班ででも参加できます。クラブ活動や児童会、課外活動なども歓迎します。

●パターン1 子どもと一緒に参加
自然史センターの講師を派遣します。作成中の児童用手引書と教師・指導者向け解説書を使用して、観察会を開催させてください。コケは常緑植物ですので、秋冬でも十分観察できます。必要な場合にはルーペ持参で実施します。1〜2校時程度から対応可能です。終了後、内容、児童の反応などについてご意見をいただければ幸いです。

●パターン2 内容の検討から先生に参加していただく場合
手引き書・解説書の作成から相談に乗っていただける方も歓迎します。作成中の手引き書を使った授業(または課外活動)を行っていただく場合にはサポート役としてスタッフを派遣します。

●パターン3 授業などでの利用は無理だけどコケには興味がある
より役に立つガイドを作成するため、貴校校庭や学校付近に生育するコケ植物調査をさせてください。調査結果はお知らせします。
(コケは常緑植物ですので、秋冬でも十分観察できます。博物館・自然史センターのスタッフがお伺いします)

おおむね11月頃までに材料収集と取材、年内には暫定の手引き書を作り、3月末完成を目指しています。CD化、ホームページへの掲載するつもりです。
参加いただいた皆様には最終版を進呈いたします。

授業の形態や進めかた、具体的なスケジュールなどの詳細はお気軽にご相談ください。

NPO法人大阪自然史センター
木村全邦・道盛正樹


【連絡先】
546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
大阪市立自然史博物館内
NPO法人大阪自然史センター
TEL 06-6697-6262 FAX 06-6697-6306
e-mail michimori@omnh.jp