哺乳類班見出し画像
哺乳類班写真  哺乳類班では、淀川水系のヌートリアとカヤネズミの分布調査を行っています。またカワネズミの生息情報・文献情報を収集しています。
哺乳類班分布調査

◆ 淀川水系のヌートリア分布調査(2007年9〜10月実施、以降も継続して情報収集、また2007年以上の情報も収集)

◆淀川水系のカヤネズミ分布調査(2007年9月〜2008年1月実施、以降も継続して情報収集)

淀川水系のヌートリアとカヤネズミ
ヌートリア写真 カヤネズミ写真
上)泳ぐヌートリア:ヌートリアは大きなネズミで、よく泳ぎます。
下) カヤネズミの球巣:カヤネズミは、草の上に球巣と呼ばれるソフトボール位の大きさの巣をつくります。主にイネ科などの単子葉植物の葉っぱの先の方を裂いて丸めてつくります。
2001〜2008年の淀川水系のヌートリアの分布図
ヌートリアの分布図
 ヌートリアの姿が確認された地点を、2001〜2006(青●)年と2007〜2008年(赤●)に分けて示しています。2006年までは淀川本流を中心に分布していたのが、2007年以降、猪名川をはじめとして分布が拡大していることがわかります。
2007〜2008年の淀川水系のカヤネズミの分布図
カヤネズミの分布図
 カヤネズミの球巣が確認された場所を、河川敷(青●)と農耕地周辺(赤●)に分けて示しています。2009年以降も情報を追加する予定ですが、大きな河川敷や山手の農耕地周辺を中心に広く生息していることが明らかになってきました。