燻蒸室

 博物館の標本は学芸員だけが集めているわけではありません.アマチュア研究者の方々を始め,多くの方々から標本を譲り受けています.こうした標本を収蔵庫に入れるために欠かせないのが,「燻蒸(くんじょう)」という工程です.標本に紛れ込んだ害虫を駆除するのが目的です.箱の中で殺虫剤と共に標本をいれ一〜二週間かけて燻蒸します.

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