けものと恐竜の化石(自然史博物館の展示案内 脊椎動物化石編)
 哺乳類型は虫類 
和 名ディメトロドン 
学 名Dimetrodon limbatus 

解説:
ペルム紀前期〜中期に北アメリカにすんでいた哺乳類型爬虫類(盤竜目)のなかま。水辺にすみ、腹を地面につけてはい歩いてたようです。また、頭骨の前部には短剣状の大きな歯が生えているので、肉食性と考えられています。ディメトロドンは、ひじょうに長い脊椎骨の棘突起をもっていました。それにそって、うすい膜のような皮膚があったと考えられるので、背中には帆のようなものが立っていたことになります。この帆は、体温調節のための役割りをしていたとの考えがいちばん有力ですが、確かなことはわかっていません。
この写真の説明:
全身骨格復元模型;アメリカ テキサス州;ペルム紀