友の会読書サークルBooks

本の紹介「ずかんプランクトン」

「ずかんプランクトン 見ながら学習、調べてなっとく」日本プランクトン学会監修、技術評論社、2011年11月、ISBN978-4-7741-4809-0、2580円+税


【注意】本の紹介は、それぞれの紹介者が自らの判断によって行なっています。他の人からの意見を取り入れて、変更をする場合もありますが、あくまでも紹介文は紹介者個人の著作物であり、サークル全体や友の会、あるいは博物館の意見ではないことをお断りしておきます。
 もし紹介文についてご意見などありましたら、運営責任者の一人である和田(wadat@mus-nh.city.osaka.jp)までご連絡下さい。
[トップページ][本の紹介][会合の記録]

【和田岳 20140425】
●「ずかんプランクトン」日本プランクトン学会監修、技術評論社

 最初にこうある。「この本は、種の分類をめざした本ではありません。生物の生態をできるだけわかりやすいように写真やイラストで解き明かし、プランクトンを中心とする水中の微生物のおもしろさを伝えることを、いちばんのねらいとしています」 その通りの本。
 単細胞の珪藻、緑藻、黄金色藻、藍藻、渦鞭毛藻、ユーグレナ藻、ハプト藻、繊毛虫、肉質虫、有孔虫、放散虫。多細胞生物のワムシ、介形虫、カイアシ、アミ、オキアミ、ミジンコ、ヤムシ、ヒカリボヤ、サルパ、端脚類、尾虫類、翼虫類、立方クラゲ、鉢クラゲ、管クラゲ、フウセンクラゲ。多様なプランクトンのグループから数種ずつ紹介される。
 アメーバって肉質虫の仲間なのか、などと思いながら写真を見ていくだけで楽しい。いちばん気に入ったのは、円石藻(ハプト藻の仲間)の電子顕微鏡写真。綺麗やわあ。

 お薦め度:★★★  対象:プランクトンの多様な世界を見たい人

[トップページ][本の紹介][会合の記録]