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本の紹介「鳥の巣の本」

「鳥の巣の本」鈴木まもる著、岩崎書店、ISBN4-265-02919-1、1500円+税


【注意】本の紹介は、それぞれの紹介者が自らの判断によって行なっています。他の人からの意見を取り入れて、変更をする場合もありますが、あくまでも紹介文は紹介者個人の著作物であり、サークル全体や友の会、あるいは博物館の意見ではないことをお断りしておきます。
 もし紹介文についてご意見などありましたら、運営責任者の一人である和田(wadat@mus-nh.city.osaka.jp)までご連絡下さい。
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【早川ひろみ 20030424】
●「鳥の巣の本」鈴木まもる著、岩崎書店

 鳥の巣っておもしろい!誰に教えられるのでもなく、説明書を読むのでもない。本能のままに、条件のあった場所に適切な材料を選んで作られていく。
 人家の軒下に泥やワラに自分の唾液を混ぜてつくるツバメの巣はよく知られている。カワセミは水辺の土の崖にとんねるをつくる。キツツキの仲間は木に穴を掘る。
 巣の作り方や鳥たちがどんな生活をしているかがかわいい絵で説明されている。
 
 お薦め度:★★★★  対象:小さい子どもから自然の好きな大人まで


【瀧端真理子 20030525】
●「鳥の巣の本」鈴木まもる著、岩崎書店

 鳥と巣と卵、それに子育ての様子をイラストタッチで描いた絵本。巣の大きさ、卵の数、卵からかえるまでの日数、巣立つまでの日数が書かれていて参考になります。詳しく解説されているのは30数種なので、鳥の巣のおおよその様子を知るための本と言えるでしょう。子どもへのインパクトは、写真本に負け、大人の探究心には、今一歩もの足りないところが残念です。著者のあとがきによれば、日本では本などに鳥の巣を出すことはタブー視されてきたそうで、その意味では意欲的な本なのでしょうが、全体に平板な印象を受けます。種類を絞って徹底的に繁殖の様子を解明する方が、こども心もそそりそうです。
 
 お薦め度:★★  対象:図書館に1冊


【和田岳 20030424】
●「鳥の巣の本」鈴木まもる著、岩崎書店

 絵本作家であり、鳥の巣コレクターでもある著者による鳥の巣をテーマにした絵本。どんな鳥の巣があるのかを紹介するだけでなく、日本のいろんな鳥の巣場所・巣の形と材料・身近な鳥たちの巣づくりを含めた巣の解説、巣箱、巣をつくらない鳥、古巣の行方、哺乳類の巣、外国の鳥の巣、と内容は多岐にわたっていて、鳥の巣の入門書としてけっこう使える。
 
 お薦め度:★★  対象:鳥の巣に興味のある人


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