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本の紹介「日本のタコ学」

「日本のタコ学」奥谷喬司編、東海大学出版会、2013年6月、ISBN978-4-486-01941-1、3800円+税


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【萩野哲 20130821】
●「日本のタコ学」奥谷喬司編、東海大学出版会

 タイトル通り、本書は日本のタコ研究者全てを動員し、日本のタコの最新知識を集めた本である。日本産の全種類の写真が掲載されているし、ミズダコの長大な精莢、イイダコの学名の由来、サンゴ礁の多彩なタコなど、読んで、また、見てあきない内容となっている。最近話題になっているミミックオクトパスの写真も載っているし、伊予灘にマツバダコという種がいたことも知ることができた。タコの発生を観察することによって種の識別が見えてきた人、脳に知性の原型を求める人など、研究者の方も多才!ところで、いろんな色で変身するタコが色を識別できないなんて、信じられない(13ページ)。

 お薦め度:★★★★  対象:海岸生物研究会で海に行っても、ついタコ獲り人になっているヒト

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