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本の紹介「菌類の森」

「菌類の森」佐橋憲生著、東海大学出版会、2004年5月、ISBN4-486-01638-6、3000円+税


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【田中久美子 20041216】
●「菌類の森」佐橋憲生著、東海大学出版会

 樹病学者の筆者が森の中の菌類と植物との様々な相互関係について語る。外生菌根菌のような相利共生、病害病原菌、生物資源としての菌など森の中の菌の側面を、いろいろな角度から紹介してくれる。
 項目によっては、もう少し説明してほしいなと思う部分がある。例えば、マツノザイセンチュウとマツの内材菌とのかかわりをもっと説明してくれないことには菌類の森でなぜセンチュウ(動物)を取り上げているのか解らない。とは言え、森の菌類の入門書の役割は、充分果たしてくれるだろう。

 お薦め度:★★★  対象:森の菌類と言われて“キノコ”あるいは“分解者“くらいしか思いうかばない人、ぜひ読んでみて

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