友の会読書サークルBooks

本の紹介「生きもの上陸大作戦」

「生きもの上陸大作戦 絶滅と進化の5億年」中村桂子・板橋涼子著、PHPサイエンス・ワールド新書、ISBN978-4-569-77959-1、2011年4月、860円+税


【注意】本の紹介は、それぞれの紹介者が自らの判断によって行なっています。他の人からの意見を取り入れて、変更をする場合もありますが、あくまでも紹介文は紹介者個人の著作物であり、サークル全体や友の会、あるいは博物館の意見ではないことをお断りしておきます。
 もし紹介文についてご意見などありましたら、運営責任者の一人である和田(wadat@mus-nh.city.osaka.jp)までご連絡下さい。
[トップページ][本の紹介][会合の記録]

【和田岳 20110825】
●「生きもの上陸大作戦」中村桂子・板橋涼子著、PHPサイエンス・ワールド新書

 実質的には、JT生命誌研究館の館長である中村桂子氏の単著。植物、昆虫、脊椎動物で、最初に陸にあがったグループは何かなど、陸上への進出の歴史が紹介される。あわせて陸上進出、陸上での発展の際に解決する必要があった課題を紹介。植物のクチクラ・気孔と維管束、昆虫なら翅、脊椎動物なら四肢や肺など。なぜか、花の進化、恐竜からの鳥の進化、さらに生物の歴史上の起きた5回の大絶滅についてもページが割かれている。
 生命の歴史を、化石研究だけでなく、DNA研究の成果も交えて紹介しているのが、一つのポイント。

 お薦め度:★★  対象:コンパクトに生物の陸上進出について知りたい人

[トップページ][本の紹介][会合の記録]