友の会読書サークルBooks

本の紹介「むしくいノート」

「むしくいノート」ムシモアゼルギリコ著、カンゼン、2013年11月、ISBN978-4-86255-213-6、1500円+税


【注意】本の紹介は、それぞれの紹介者が自らの判断によって行なっています。他の人からの意見を取り入れて、変更をする場合もありますが、あくまでも紹介文は紹介者個人の著作物であり、サークル全体や友の会、あるいは博物館の意見ではないことをお断りしておきます。
 もし紹介文についてご意見などありましたら、運営責任者の一人である和田(wadat@mus-nh.city.osaka.jp)までご連絡下さい。

[トップページ][本の紹介][会合の記録]


【萩野哲 20140616】【公開用】
●「むしくいノート」ムシモアゼルギリコ著、カンゼン

 世に多くの昆虫食に関する書籍が出回る時代になったが、とうとうここまで来たか。今までの類書が「人間がどんな虫を食べているか」で終わっていたのに対し、本書には何とレシピがついているし、実際に虫を食べさせてくれるレストランまで紹介している、いわば昆虫食実践編と言えよう。巻末に、虫を見て「ひい怖い!」ではなく、「わあ、おいしそう!」となる人がひとりでも増えるよう・・・と著者の希望が述べられているが、調理写真を見て、このトッピングの虫がなければおいしそうなのに、と思うのは私だけではあるまい。

 お薦め度:★★★  対象:怖いもの見たさの衝動が避けられない人

【森住奈穂 20140424】
●「むしくいノート」ムシモアゼルギリコ著、カンゼン

 「食ったる!!」裏表紙の勇ましい言葉とは裏腹に、気負いや悲壮感は全く感じられず、あくまでユル〜く、時に熱く、虫食いが語られています。自分で虫を捕まえて調理する方法やレストランガイド、虫料理レシピ。虫食いにまつわる映画や漫画の紹介、世界の虫食いニュース等々。なかでもロビン西さんの体験レポートマンガには、日ごろの溜まったストレスを開放させる何かがあります。未来の食糧危機を救うだの、美容や健康に良いだの、虫食いに注目が集まる昨今ですが、理由はともあれ、食べるとわかるという楽しさ、感動を伝えたいという作り手の思いがひしひしと伝わる本書です。

 お薦め度:★★★★  対象:食いしん坊

[トップページ][本の紹介][会合の記録]