友の会読書サークルBooks

本の紹介「南方熊楠の世界」

「南方熊楠の世界」徳間書店、2012年10月、ISBN978-4-19-710313-3、714円+税


【注意】本の紹介は、それぞれの紹介者が自らの判断によって行なっています。他の人からの意見を取り入れて、変更をする場合もありますが、あくまでも紹介文は紹介者個人の著作物であり、サークル全体や友の会、あるいは博物館の意見ではないことをお断りしておきます。
 もし紹介文についてご意見などありましたら、運営責任者の一人である和田(wadat@omnh.jp)までご連絡下さい。

[トップページ][本の紹介][会合の記録]


【田中久美子 20121221】
●「南方熊楠の世界」徳間書店

 第一印象は、ビジュアルでお買い得! 熊楠に興味を持った20数年前は活字ばっかりのやたら高い本ばかりで、とっつきにくかったが、この本はビジュアル満載で楽しく熊楠の人となりを知ることができる。キノコ図譜も4頁にわたり、びっしり載ってるし、変形菌も熊楠の描いた絵と実物の写真を対応させていて、それだけでも楽しい。本の中身も熊楠の要所要所を押さえていて入門書として充分役割を果たしてくれるだろう。

 お薦め度:★★★〜★★★★  対象:これから熊楠を知りたいという人、すでに熊楠好きの人も…

[トップページ][本の紹介][会合の記録]