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本の紹介「カエルが消える」

「カエルが消える」キャサリン・フィリップス著、大月書店、ISBN4-272-44027-6、2400円+税


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【早川友康・和田岳 20021220】【公開用】
●「カエルが消える」キャサリン・フィリップス著、大月書店

 昔はどこにでもいたカエルたちが今減少し絶滅しようとしています。そこで世界中の両生類研究者が、なぜカエルが減っているのかをつきとめ、カエルの減少をくい止めようと調査を始めました。その原因は、水辺の乱開発?乱獲?外来種?酸性雨?オゾン層破壊による紫外線の影響?
 ジャーナリストである著者が研究者に取材して、世界各地の絶滅の危機にあるカエルを紹介したもの。カエルを通じて世界の環境問題が見えてくる。残念ながら、カエルの未来は、明るくはなさそう。

 お薦め度:★★★★  対象:環境問題に関心のある人


【早川友康 20021025】
●「カエルが消える」キャサリン・フィリップス著、大月書店

 昔はどこにでもいたカエルたちが今減少し絶滅しようとしています。そこで世界中の両生類学者が会議を開き、なぜカエルが減っているのかをつきとめ、カエルの減少をくい止めようと調査を始めました。水辺の乱開発?乱獲?外来種?酸性雨?オゾン層破壊による紫外線の影響か?等の調査を学者への密着取材でまとめたもの。
 
 お薦め度:★★★★  対象:両生類の減少に興味のある人


【早川ひろみ 20021025】
●「カエルが消える」キャサリン・フィリップス著、大月書店

 ペリカンやパンダの減少には注目し、ヤキモキする人は多いが、カエルについてはどうでしょう?
 現在世界のあちこちでカエルが絶滅しようとしている。コスタリカの宝石といわれるオレンジヒキガエルや胃の中でおたまじゃくしを育てるカモノハシガエルをはじめ世界の珍しいカエルが紹介され、その危機に瀕した状況が語られる。
 保護されているはずの国立公園の中でも起こっているカエルの減少は開発や乱獲のせいだけではない。謎を解明するために科学者が奔走するが、その仕事の実際や本音が興味深い。
 
 お薦め度:★★★  対象:両生類や環境問題に興味がある人


【和田岳 20021024】
●「カエルが消える」キャサリン・フィリップス著、大月書店

 ジャーナリストである著者が、カエルの研究者に取材して世界各地の絶滅の危機にあるカエルを取り上げ、減少の原因や、それに対する人間側の対応を紹介している。その背景には、カエルをはじめとする両生類の世界規模の減少の問題がある。
 酸性雨・オゾン層破壊・地球温暖化の問題をはじめ、森林伐採や湿地の埋立はもちろんのこと、食用のためのカエルの捕獲、放牧地の増加、捕食性の移入種などがカエル類の激減の原因になっているという。日本ではあまり指摘されない点が多く、興味深い。
 カエルを通じて世界の環境問題が見えてくる本。残念ながら、カエルの未来は、明るくはなさそう。
 
 お薦め度:★★★  対象:環境問題に関心のある人、あるいはカエル研究に興味のある人、高校生以上


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